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阮文宝[たから]
阮文宝（ ？- 1798年）、または阮光宝（）はベトナムの西山朝初代皇帝阮文岳の子。
== 概要 ==
西山朝はもともとが建て、歸仁（現在のクイニョン）に朝廷を開いていたが、彼の弟であり武勲の誉れ高かった阮文恵は、で清朝と手を結んだ後黎朝を倒すにあたって自ら皇帝を称し、年号も「光中」と改め、富春（現在のフエ）にあらたな朝廷を開いた。これにより兄弟の不仲は決定的になり、1792年に阮文恵が没するとその子の阮光纉がそのまま皇位を継いでいた。
1793年に阮文岳が没すると、子の阮文宝は歸仁城を受け継いだが、もはや皇位には就けずに領地を没収され、位も公爵へ改封された。不服とした阮文宝とその母親は、敵である阮福暎と密かに通じたがこれを暴露され、阮光讃に殺された。死後は孝公（）と諡された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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