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醜聞 : ミニ英和和英辞書
醜聞[しゅうぶん]
【名詞】 1. scandal 醜聞 : [しゅうぶん, すきゃんだる]
 【名詞】 1. scandal 
醜聞 : ウィキペディア日本語版
醜聞[しゅうぶん, すきゃんだる]

醜聞』(スキャンダル)は、1950年(昭和25年)4月26日公開の日本映画である。松竹製作・配給。監督は黒澤明、主演は三船敏郎モノクロスタンダード、105分。
東宝争議のため東宝での映画製作を断念し、他社で作品を撮っていた黒澤監督の初の松竹作品である。過剰なジャーナリズムによる問題を描いた社会派ドラマ。無責任なマスコミの言論の暴力を不愉快に思っていた黒澤が、電車の雑誌広告のセンセーショナルな見出しをヒントに製作した〔都築政昭『黒澤明 全作品と全生涯』、東京書籍、2010年、p.164〕。第24回キネマ旬報ベスト・テン第6位。
== あらすじ ==
新進画家の青江一郎は、オートバイクを飛ばして伊豆の山々を描きに来ていた。3人の木樵は彼の絵を不思議そうに眺めている。そこに人気声楽家の西條美也子が現れ、宿が同じだと分かると、美也子を後ろに乗せて宿へ向かった。青江は美也子の部屋を訪ね、談笑していたが、そこを雑誌社「アムール」のカメラマンが隠し撮りし、嘘の熱愛記事を書かれてしまう。雑誌は飛ぶように売れ、街頭で大々的に宣伝された。これに憤慨した青江はアムール社へ乗り込んで編集長・堀を殴り倒し、騒ぎは更に大きくなってしまう。青江はついに雑誌社を告訴することにし、そこへ蛭田と名乗る弁護士が売り込みに来る。翌日、蛭田の家を訪ねた青江は、結核で寝たきりの娘の姿に感動し、蛭田に弁護を依頼する。しかし、蛭田は10万円の小切手で堀に買収されてしまう。裁判が始まるも、買収された蛭田の弁護はしどろもどろで、法曹界の重鎮・片岡博士を弁護人にたてた被告側が圧倒的に有利だった。2回3回と公判が進むも、蛭田は言わねばならない証言でも押し黙り、4回目の公判で木樵が原告側の証人として立つも、勝ち目はなかった。そんな中、蛭田の娘が亡くなった。最終の公判の日、蛭田は自ら証人台に立ち、10万円の小切手を出して自らの不正と被告人の不正を主張する。片岡博士は敗訴を認め、原告側の勝利となった。記者団の前で青江は「僕たちは今、お星様が生まれるのを見たんだ」と語った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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