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身体的依存 : ミニ英和和英辞書
身体的依存[しんたいてきいそん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [むくろ]
 【名詞】 1. (dead) body 2. corpse
身体 : [しんたい]
 【名詞】 1. (1) body 2. (2) health 
: [まと, てき]
 【名詞】 1. mark 2. target 
: [え]
 (n) depending on

身体的依存 : ウィキペディア日本語版
身体的依存[しんたいてきいそん]

身体的依存(しんたいてきいそん、Physical dependence)とは、耐性を形成する薬物の慢性的な使用と、急な断薬や減量のために、離脱による否定的な身体症状を生じさせる状態である〔 〕〔 〕。生理的依存(Physiological dependence)とも呼ばれる。耐性、離脱症状、薬物の使用の抑制が困難といった特徴が、薬物依存症の診断基準である。
身体的依存は、ベンゾジアゼピン系オピオイド抗てんかん薬抗うつ薬のような医薬品の低用量の医療用量でも、アルコールやオピオイド、ベンゾジアゼピンなどの娯楽薬の乱用でも形成される。高用量あるいは長期間の使用、あるいは低年齢での服用開始は、身体的依存が深刻となる予測因子であり、ゆえにより重篤な離脱症状を生じさせる。急性離脱症状は数日、数週間、また数か月続き、後-急性離脱症状(PAWS)として知られる遷延性離脱症候群(protracted withdrawal syndrome)―低い度合いで急性離脱症状と同じものが継続し、一般的に再燃-寛解の繰り返しで、しばしば激しい依存の再燃となり、長期的に能力水準を下げ、雇用を難しくしている―は、数か月から数年続くことが一般的で、きわめてまれに個人的要因により永続する。遷延性離脱症候群は、ほとんどの場合ベンゾジアゼピン系が原因だが、アルコールオピオイドの依存の大半でも示され、特に長期間、高用量、若年での開始、慢性的な再燃素質(すなわち、まったく同一の物質への依存からの離脱後の2度目、3度目の依存症)が要因である。離脱反応は、用量、薬物の種類、使用期間、患者の年齢、最初に使用した年齢、各個人間で異なる。
==症状==

身体的依存は、長期間の物質への暴露に起因する中枢神経系と脳における病理的な順応が原因となる身体および精神の両方の症状の出現において生じる。症状は、離脱および減量の間に経験する心拍や血圧の増加や、発汗、振戦である。より重篤な離脱症状では、混乱、発作、視覚的な幻覚のような重篤な緊急事態が示され、緊急に医療を必要とする。アルコール、ベンゾジアゼピン系やバルツビール酸系のような鎮静催眠剤は、離脱けいれんを誘発する傾向が原因で、離脱が致命的となる一般的に入手可能な物質である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「身体的依存」の詳細全文を読む




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