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西方語 : ミニ英和和英辞書
西方語[せいほうご]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
西方 : [せいほう]
 【名詞】 1. western direction 
: [ほう]
  1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

西方語 : ウィキペディア日本語版
西方語[せいほうご]

西方語(せいほうご、''Westron'')または共通語(きょうつうご、''Common Speech'')は、J・R・R・トールキンが開発した人工言語である。トールキンのファンタジー世界中つ国において、西方語は、少なくとも『指輪物語』の舞台となった時代で普遍言語に最も近いものである。''Westron''は、''West''に由来する英単語であり、この言語自体の語ではない。
西方語は、ヌーメノール人が中つ国の西岸に交易前哨地と砦を築いたときの、ヌーメノールの言語アドゥーナイクと現地語との接触に由来する。アドゥーナイクの起源であるエダインの(主にベオルの一族とハドル(マラハ)の一族の)言語に密接に関連した言葉は速やかに理解され、ヌーメノール人たち自身と沿岸の民により比較的早く採用された。これら人々の大半は、エダインの親類であり、のちにゴンドールアルノールの人口の大半を形成した。
西方後はこれら初期の交易前哨地と砦から、エリアドールとその周辺地域に広まった。ロヴァニオンの民はこのときヌーメノール人と接触しなかったので彼ら固有の言語を保ったが、それにもかかわらず、西方語とかれらの言語は密接に関連していた。谷間の国の民の祖先''グワイスリム''や白の山脈の民や野人のような関連しない言語を話す人々は、ヌーメノール人により退けられ、頻繁にヌーメノールの敵になった。
西方語という用語は、原名アドゥーニ(''Adûni'')の訳として使われる。シンダール語でこの言語は、アンヌナイド(''Annúnaid''、西方語)またはファラスレン(''Falathren''、沿岸語)と呼ばれる。もう一つの名前「共通語」は、西方語のソーヴァル・ファーレ(''Sôval Phârë'')の訳である。
『ホビットの冒険』と『指輪物語』において、西方語は完全に英語に翻訳された。これは特定の重要な効果を持つ。まず第一に西方語の話者にとって幾分起源を持つ固有名は、効果を保つために翻訳された。このようにバギンズ袋枝道ペレグリン裂け谷などのような名前は、実際の名前で示されない。例えば、メリアドク・ブランディバックの実際の名前は、カリマク・ブランダガンバ(''Kalimac Brandagamba'')、略してカリ(''Kali''、愉快な、陽気なと言う意味)であったと考えられる。「メリアドク」の短縮名「メリー」(Merry)は、原名に含まれる陽気さへの言及を維持するよう設計されている。同様にペレグリン・トゥックの実際の名前は、ラザヌア・トゥーク(''Razanur Tûk'')、略してラザル(''Razar''、小さいリンゴの名前)であった。「ペレグリン」、略して「ピピン」(Pippin)は、実際のフルネームの意味(旅行者、変人)とリンゴという意味の両方を含んでいる。 サム・ギャムジーは、実際にバナジール・ガルバシ(''Banazîr Galbasi '')の短縮名バン・ガルプシ(''Ban Galpsi'')から名づけられた。「本当の」ホビット名ビルボの語尾も変えられた。西方語でこれは、ビルバ(''Bilba'')だったが、-aが西方語の男性語尾であるが、英語では-aは通常女性語尾であるため、トールキンはこれを-oに変えた。
地名その他の名称も原形から翻訳されて発表された。裂け谷(シンダール語でイムラドリス、「裂けた谷」)は、実際はカルニングル(''Karningul'')と呼ばれ、袋小路は、バギンズの実名ラビンギ(''Labingi'')からラビン=ネク(''Labin-nec'')と呼ばれた。いくつかの場合、説明は非常に複雑になる。例えば、ブランディワイン川(シンダール語でブランドゥイン、「黄金色の川」)は、実際は「境水」を意味する西方語の洒落、ブランダ=ニーン(''Branda-nîn'')と呼ばれ、それは後に「強いエール酒」を意味するブラルダ=ヒーム(''Bralda-hîm'')と再び駄洒落が行われた。
西方語の親類である全ての言語も更に翻訳された。ロヒアリムの言語ローハン語は、古英語が英語の古語の関係であるように、ローハン語は西方語の古語の関係にあったので、古英語に翻訳された。同様に、ドゥリンの一族の ドワーフの名前から来た、谷間の国の言葉は、谷間の国の言語はローハン語と西方語に関係していたので、古英語と近代英語に関連する言語である古ノルド語に翻訳された。
西方語の英語への全くの翻訳は、実際の西方語を与えねばならないいくつかの資料でも行われた。例えば、モリアで、バーリンの墓石のルーン文章のイラストがあげられる。この文章は、クズドゥールと西方語の両方で「モリアの王、フンディンの息子バーリン」と言う意味が書かれているが、第一の銘が実際にすこしのクズドゥールであるとみなされる(モリアは"Khazad-dûm"と翻訳される)一方、第二の銘は実際キアスで書かれただけの平易な英語である。
物語の文脈の外で、西方語や他の言語の「原形」の多くは、英語の「翻訳」が選ばれてから長いく経ってトールキンに開発されたことは明らかである。上で伝えられる西方語の形のいくつかは、トールキンの生前に出版されなかった。トールキンは、決して西方語をクウェンヤシンダール語、またはアドゥーナイクさえとも同列として考えなかった。
==参照==

*アルダの言語


de:Sprachen und Schriften in Tolkiens Welt#Westron
pl:Języki Śródziemia#Westron

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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