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裏切り者なる愛よ : ミニ英和和英辞書
裏切り者なる愛よ[うらぎりものなるあいよ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うら]
 【名詞】 1. reverse side 2. wrong side 3. back 4. undersurface 5. inside 6. palm 7. sole 8. opposite 9. rear 10. lining 1 1. last half (of an inning) 1
裏切り : [うらぎり]
 【名詞】 1. treachery 2. betrayal 3. perfidy 
裏切り者 : [うらぎりもの]
 【名詞】 1. betrayer 2. traitor 3. turncoat 4. informer 
: [せつ]
  1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute
切り : [きり]
  1. (n,suf,prt) limits 2. end 3. bounds 4. period 5. place to leave off 6. closing sentence 7. all there is 8. only 9. since 
: [もの]
 【名詞】 1. person 
: [あい]
  【名詞】 love 

裏切り者なる愛よ : ウィキペディア日本語版
裏切り者なる愛よ[うらぎりものなるあいよ]

裏切り者なる愛よ』(Amore traditore)BWV203は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したと推測される世俗カンタータの一つ。209番『悲しみのいかなるかを知らず』(Non sa che sia dolore)とともに、イタリア語の歌詞を持つ稀有な曲である。自筆の総譜が失われているため、その成立年代も使途もまったく判明していない。長らく偽作の疑いがつきまとっていた。全3曲からなり、手ごろなバス独唱作品して取り上げられる。
==概要==
最古の資料は、バッハ没後から半世紀以上経った19世紀前半の総譜コピーである。バッハの生前に作成された基本資料がまったくないことが、この曲の全容を解明できず、偽作説を完全否定できない最大の原因となっている。現在ではそのスタイルからバッハの真作とみなす傾向が強い。しかし決定的な資料がないため、偽作説を払拭したとまではいかない。そのためバッハ研究での集大成である「新バッハ全集」への採録は先送りされており、有力者・学者への献呈を目的としない世俗カンタータを収録した第1巻第40編から漏れている。
バッハはアントニオ・ヴィヴァルディをはじめジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージトマゾ・アルビノーニアルカンジェロ・コレッリなどイタリアの作曲家の作品に親しんでおり、イタリア語に対する素養があったと推定されており、イタリア語によるカンタータを作曲することは不自然ではないといわれている。
テキストの作者は不明。失恋した若者が抱いた愛の苦痛と克服、しかし愛から逃れることができない懊悩が描かれている。カンタータの中では最も規模が小さく、通奏低音チェンバロをともなうだけの質素なバス独唱カンタータでもあることから、聴衆を前にした作品というよりも、愛好家が演奏を楽しむための作品としての側面が強い。
あくまでも憶測の域を出ないが、第3曲のアリアの伴奏にチェンバロ右手のオブリガートが指定されていることから、ケーテン時代に作曲されたと想定されている『チェンバロとヴァイオリンのための6つのソナタ』(BWV1014-1019)と関連づけて、ヴァイマル時代末期から
ケーテン時代に作曲した可能性も取り沙汰されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「裏切り者なる愛よ」の詳細全文を読む




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