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蒙求 : ミニ英和和英辞書
蒙求[もうぎゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [もう]
 (n) ignorance

蒙求 : ウィキペディア日本語版
蒙求[もうぎゅう]

蒙求(もうぎゅう)は、伝統的な中国の初学者向け教科書である。日本でも平安時代以来長期にわたって使用された。日本で広く知られている「蛍雪の功」や「漱石枕流」などの故事はいずれも「蒙求」に見える。
==概要==
『蒙求』の著者である李瀚については、ほとんど何もわかっていない〔余嘉錫『四庫提要弁証』では、作者を『新唐書』文芸伝に見える李華の子の李翰とするが、根拠が薄弱であり、また古い文献が名を「李瀚」とするのに合わない〕。上表文に「天宝五年」(746年)と記されていることから、8世紀前半の成立と考えられている(ただし、この日付を疑う説もある)。
題名は『易経』の「蒙」卦辞「匪我求童蒙、童蒙求我」による。
本文は四字一句の韻文で、596句2384字からなる。偶数句の句末で押韻し、結語にあたる最後の4句以外は8句ごとに韻を変えている。内容は古人の逸話をきわめて短い言葉で羅列したもので、実際の逸話そのものは注に書かれている。
宋代には蒙求は代表的な教科書であり、蒙求に範を取った『十七史蒙求』〔十七史蒙求(ウィキソース)〕なども作られた。
末になると、学習書の主流は三字経などに移り、蒙求は忘れられていった。
現存の写本でもっとも古いのは敦煌の唐五代残巻である。印刷物としては山西省応県仏宮寺木塔から発見された刻本が古い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「蒙求」の詳細全文を読む




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