|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 元 ： [げん, もと, がん] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former ・ 法 ： [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) ・ 宝 ： [たから] 【名詞】 1. treasure ・ 勘 ： [かん] 【名詞】 1. perception 2. intuition 3. the sixth sense ・ 同 ： [どう] 【名詞】 1. the same 2. the said 3. ibid. ・ 総 ： [そう] 1. (n,pref) whole 2. all 3. general 4. gross
『至元法宝勘同総録』（しげん ほうほう かんどう そうろく）は、中国・元代の慶吉祥らが勅を奉じて編纂した経録（一切経目録）である。10巻。1287年（至元16年）に世祖の命によって編纂が開始され、3年を経て完成した。「至元録」と略称される。 == 概要 == 仏典の流通および訳経の不備を慮った元の世祖の命によって、釈教総統の合台薩里が中心となり、葉璉（帝師であるパクパの門弟）、斎牙答思（ウイグル人）、慶吉祥、安蔵（翰林院承旨）ら28名を大都に召集し、編纂させた一切経目録である。 その特色としては、梵本の書名が知られるものには、漢字を用いてサンスクリット表記を行なっていること、『西蔵大蔵経目録』との対校を行い、その有無を注記したこと、諸経論を顕教・密教の二部に分類したことが、あげられる。その背後には、チベット仏教の影響が顕著に見られる。 至元録は、現在に至るまで、中国で編纂された最後の一切経目録となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「至元法宝勘同総録」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|