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自動詞 : ミニ英和和英辞書
自動詞[じどうし]
(n) intransitive verb (no direct obj)
===========================
自動 : [じどう]
  1. (adj-na,n) automatic 2. self-motion 
自動詞 : [じどうし]
 (n) intransitive verb (no direct obj)
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
動詞 : [どうし]
 【名詞】 1. verb 
自動詞 : ウィキペディア日本語版
自動詞[じどうし]
自動詞(じどうし、)とは、目的語を取らない動詞のことである〔例えば、Huddleston, Rodney and Geoffrey K. Pullum (2002) ''The Cambridge Grammar of the English Language.'' Cambridge: Cambridge University Press の p.216 や、藤田耕司・松本マスミ (2005) 『語彙範疇(I) 動詞』 東京:研究社 の p.68「伝統文法的な見方では、動詞は目的語をとるか否かにより他動詞と自動詞に大別される」。〕〔対格をどの構成素にも付与しない動詞という定義もある。例えば、Radford, Andrew (2009) ''Analysing English Sentences: A Minimalist Approach.'' Cambridge: Cambridge University Press の p.483。〕。

==下位分類==
自動詞はさらに、主語になるものが外項(動作主あるいは"意味上の主語")であるか内項("意味上の目的語")であるかによって2種類に下位分類される。前者を非能格動詞(ひのうかくどうし)、後者を非対格動詞(ひたいかくどうし)と呼ぶ。
両自動詞と内項・外項の基底位置を図式的に示すと次のようになる(Arg:項、V:動詞、S:主語、VP:動詞句):
非能格動詞
:John laughed.
:
非対格動詞
:John died.
:
2つの自動詞を区別する基準としては表面上の主語における"動作主性"の有無が一例として挙げられる。すなわち、非対格動詞は動作主を項として取らない。
"laugh"という動詞は主語が意志的に行うことができる行為を表す。
それに対し"die"という動詞は意志を持って行うことではなく、自然に起こる現象あるいは状態変化である。この場合には形式上の主語 John は"意味上の目的語"つまり内項であると考えられるわけである。
ただし、"die"などはある程度意志的であるとも考えられ(文法的には他の非対格動詞とやや異なる)、それ以外の純粋な非対格動詞(appear、occurなど)をanticausative verb(逆使役動詞)と呼ぶこともある。
なお、これら下位分類の名称は、能格型言語において外項だけが現れる動詞は能格を与える力を持たず、対格型言語において内項だけが現れる動詞は対格を与える力を持たない、という一般性に由来する。非能格動詞では"意味上の主語"がそのまま主語として現れているのに対し、非対格動詞は、"意味上の目的語"に相当する名詞句が、対格を与えられないことによって表面上は主語として現れていると考えられることから、このような名称となっている。
三上章の文法理論における能動詞・所動詞はそれぞれ非能格動詞・非対格動詞にほぼ相当する。
また、動詞の中には主語目的語も必要としないものがあるが、言語によってはそれらの主語の位置に虚辞(きょじ)があらわれる。この場合についても図式的に示すと次のようになる:
虚辞があらわれた0項動詞
:''It'' rains.
:

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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