翻訳と辞書
Words near each other
・ 腸骨窩膿瘍
・ 腸骨筋
・ 腸骨筋膜
・ 腸骨節
・ 腸骨結腸
・ 腸骨翼
・ 腸骨静脈
・ 腸骨静脈血栓症
・ 腸骨鼠径神経
・ 腸鰓綱
腸鰓類
・ 腸鳴
・ 腸麻痺
・ 腹
・ 腹(側)、腹部
・ 腹(側)外側
・ 腹(腔)内
・ 腹(膜)腔
・ 腹(臥)位
・ 腹(部)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

腸鰓類 : ミニ英和和英辞書
腸鰓類[ちょう, わた]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょう, わた]
 【名詞】 1. guts 2. bowels 3. intestines
: [えら]
 【名詞】 1. gills 2. branchia

腸鰓類 : ウィキペディア日本語版
腸鰓類[ちょう, わた]

腸鰓類(ちょうさいるい)、あるいはギボシムシ類(-るい、Enteropneusta)は、半索動物に含まれる動物の1群で、細長い虫状の動物。先端に膨らんだがあり、和名はこれを擬宝珠に見立てたものである。海底の泥の中を這う動物である。
== 概説 ==
ギボシムシ類はフサカツギ類とともに半索動物門を構成する。フサカツギ類は固着性で触手を伸ばして微粒子を拾うのに対して、本群の動物は細長い虫状で海底に潜って這い回る不活発な動物で、全て海産である。体は先端の吻部、短い襟部、それに続く長い体幹に分かれる。付属肢や目に見える感覚器等はない。
幼生はトルナリアと呼ばれ、類似した幼生は棘皮動物にも見られる。基本構成が軟体動物などのトロコフォアと似ており、系統を論じる際に比較される。ただし直接発生をするものもある。
鰓裂があることから脊索動物との系統関係が論じられる。かつては脊索もあると判断され、そのためにホヤなどとともに原索動物に含められたことがある。
ちなみに和名は先端の吻部を擬宝珠に見立てたものである。英名はこれをドングリに見立てての命名である〔西村編著(1995),p.494〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「腸鰓類」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.