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美内すずえ : ミニ英和和英辞書
美内すずえ[みうち すずえ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 
: [うち]
 【名詞】 1. inside 

美内すずえ : ウィキペディア日本語版
美内すずえ[みうち すずえ]

美内 すずえ(みうち すずえ、本名:西尾 鈴江(にしお すずえ)、1951年2月20日 - )は、日本漫画家兵庫県生まれ、大阪府大阪市西区九条出身。既婚者。
== 人物 ==
実家は理髪店で、幼少時代はよく映画を見に行ったという。中学時代に貸本屋で手塚治虫などの漫画に熱狂するも母親にそれを禁じられ、自分自身で漫画を描き始めるようになる。
1967年(昭和42年)、高校時代に『別冊マーガレット』10月号に「山の月と子だぬきと」でデビューした〔キネマ旬報社編 『マンガ夜話』vol.9、キネマ旬報社<キネ旬ムック>、2000年、p.186.〕。さらに1976年(昭和51年)には『ガラスの仮面』が『花とゆめ』にて連載開始する。この作品は、1995年(平成7年)に第24回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞するなど〔まんがseek・日外アソシエーツ編集部共編 『漫画家人名事典』 日外アソシエーツ、2003年、p.353.〕〔「大澤一雄さんに大賞」 朝日新聞1995年4月27日付朝刊、14版、34面、第9段.〕、作者の代表作となった。
それ以外にも1982年(昭和57年)に『妖鬼妃伝』(『なかよし』、講談社)で、第6回講談社漫画賞を受賞している 〔キネマ旬報社編 『マンガ夜話』vol.9、キネマ旬報社<キネ旬ムック>、2000年、p.180上段.〕。
2009年(平成21年)現在も「O-EN NETWORK」という精神世界を探求する団体を主宰しており、漫画家としての活動は10年近く停止状態だった時期があった。このことについて、作者側は漫画執筆意欲が失われたわけではなく、物語を構成するエピソードに非常に時間がかかり、単行本1冊のプロットだけでノート約10冊以上を必要とすること、さらに雑誌連載と単行本では描き下ろしがあることが理由であるとしている〔ただし、美内すずえは、子供の頃から不思議な体験を何度もしており、超自然的な現象に関心があったのは事実である。女性週刊誌『女性自身』1996年7月30日号では、「霊が大事故から救ってくれた」と語ったこともあった。しかし、このことと執筆停止との関係は、不明である。ノリアキラ、Peko、ヤマダトモコ 「美内すずえを読み解く45のキーワード」 『マンガ夜話』vol.9、キネマ旬報社<キネ旬ムック>、2000年、pp.204下段-205上段〕。『ガラスの仮面』以外にも『アマテラス』『聖アリス帝国』も未完結の作品とされている。なお、書店に赴いた際、居合わせた女子学生の「ガラスの仮面」最新刊に関する否定的な会話にショックを受け、考えに考えた展開への自信が揺らいこともある〔THE・少女マンガ 作者が語る名作の秘密〕。
2004年(平成16年)12月16日、読者待望の『ガラスの仮面』コミックス42巻が発売されたが、白泉社『花とゆめ』誌上で連載されていた原稿を一切使わずに全編描き下ろしされており、作品内容は大幅に改変されている。そのため、1989年(平成元年)から1997年(平成9年)まで連載された版(全75回)における複数のエピソードが宙に浮いた形となっている。
精神世界研究団体O-ENを主宰している他、2006年(平成18年)以降、『ガラスの仮面』内に登場する劇中劇「紅天女」を元にした新作能の監修も手掛けている。全国に公演回数が増加していることから、漫画制作がさらに遅れている。
2009年(平成21年)1月26日、約4年ぶりの『ガラスの仮面』コミックス43巻が発売された。これはコミックス42巻の続きとして、2008年(平成20年)7月から4ヶ月連続『別冊花とゆめ』に集中掲載された原稿が元となっているが、基本ストーリーに変更はないものの、様々な加筆修正・削除等改変がなされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「美内すずえ」の詳細全文を読む




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