翻訳と辞書
Words near each other
・ 素案
・ 素桜神社
・ 素桜神社の神代ザクラ
・ 素桜神社の神代桜
・ 素樸
・ 素気ない
・ 素気無い
・ 素泊まり
・ 素泊り
・ 素波里ダム
素浪人
・ 素浪人 天下太平
・ 素浪人 月影兵庫
・ 素浪人 月影兵庫 (2007年のテレビドラマ)
・ 素浪人 花山大吉
・ 素浪人天下太平
・ 素浪人罷り通る
・ 素浪人罷通る
・ 素浪人花山大吉
・ 素源氏


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

素浪人 : ミニ英和和英辞書
素浪人[すろうにん]
(n) poor or lowly masterless samurai
===========================
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
素浪人 : [すろうにん]
 (n) poor or lowly masterless samurai
浪人 : [ろうにん]
  1. (n,vs) (1) ronin 2. lordless samurai 3. (2) out of work 4. (3) waiting for another chance to enter a university 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
素浪人 ( リダイレクト:浪人 ) : ウィキペディア日本語版
浪人[ろうにん]

浪人(ろうにん)は、古代においては、戸籍に登録された地を離れて他国を流浪している者のことを意味し、浮浪とも呼ばれた。身分は囚われず全ての民衆がなりうる。江戸時代中期頃より牢人を浪人と呼ぶようになった。したがって牢人と浪人は正確には別義である。
対して牢人は、主家を去って(あるいは失い)俸禄を失った者をいう。室町時代から江戸時代にかけての主従関係における武士や侍のみに当てられる、いわば狭義の身分語であった。江戸時代になり戦火が収まると、改易などにより各地を流浪する牢人が急増した。そのため浮浪する牢人を浪人と呼ぶようになった。
== 江戸時代以前 ==
武士が在地領主であった鎌倉時代室町時代においては所領と職を失い浮浪する者たちを指した。この時代は浪人になっても各地で慢性的に小規模な戦乱が頻発し、大名は戦闘要員を必要としており、新たな主家を得る機会は少なくなかった。また、治安状況が悪かったために、浪人が徒党を組んで割拠し、野盗をしたり一揆を起こす者たちもいた。この頃の浪人は浮浪の意味に近く、牢人の者もいたが牢人という身分語が定着するのは室町時代後期である。
戦国時代になると主従関係と身分関係が前時代より明確になり、たとえ主家が滅びて牢人となっても再仕官する機会は多くあった。ただ、後の江戸時代よりも主従関係が緩やかであり、待遇に不満があれば主君を見限り自ら致仕して牢人となり、実力次第でよりよい待遇を求めて別の大名家に仕官する者たちもいた。この時代は、牢人となって幾つもの大名家を渡り歩く武士が多く、中には大名にまで出世する者もいた。藤堂高虎はその生涯に10の主家に仕えている。
豊臣秀吉が天下を統一して、戦乱の時代が終息すると、牢人をとりまく状況が変化した。各大名家は多くの家臣を召抱える必要がなくなってきた。関ヶ原の戦いで東軍の徳川家康が勝利すると、西軍についた大名の多くが取り潰されるか、大幅な領地の減封を受け、これによって大量の牢人が生じた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「浪人」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.