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称名念仏 : ミニ英和和英辞書
称名念仏[しょうみょうねんぶつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しょう]
  1. (n,vs) call 2. label
称名 : [しょうみょう]
 (n,vs) intoning or chanting the name of the Buddha
: [な]
 【名詞】 1. name 2. reputation 
: [ねん]
 【名詞】 1. sense 2. idea 3. thought 4. feeling 5. desire 6. concern 7. attention 8. care 
念仏 : [ねんぶつ]
  1. (n,vs) Buddhist prayer 2. prayer to Amitabha 
: [ほとけ]
 【名詞】 1. Buddha 2. merciful person 3. Buddhist image 4. the dead 

称名念仏 : ウィキペディア日本語版
称名念仏[しょうみょうねんぶつ]
称名念仏(しょうみょうねんぶつ)とは、仏の名号、特に浄土教においては「南無阿弥陀仏」の名号を口に出して称える念仏(口称念仏)をいう。「称名」とは、仏・菩薩の名を称えること。また諸仏が阿弥陀仏を称讃することもさす。宗旨により、「称名念仏」を行〔行…「行」には様々な原義・定義があるが、ここでは仏に成るための行為を指す。〕として捉える場合と、非行として捉える場合がある。
== 概要 ==

=== 歴史 ===
初期の仏教では、六隨念や十隨念の第一である「仏隨念」を「念仏」と呼ぶ。
原始経典の「南無仏」のように口称念仏として仏の名を呼ぶことによって、仏を具体的に感得しようとする信者たちの願いが生じる。常に信者たちの実践と結びついていたのは「阿弥陀仏への念仏」であった。
『般舟三昧経』では、諸仏現前三昧の代表として阿弥陀仏の念仏が説かれ、これが天台宗の常行三昧のよりどころとなる。
中国では、念仏の流れとして慧遠白蓮社の観想念仏、善導による称名念仏、慧日による慈愍流の禅観的念仏の三流が盛んになる。このように阿弥陀仏の念仏については、おおむね3つの形態がある。
日本においては、「称名念仏」が平安時代末期には主流を占め、名号を称える道を歩めば、末法の濁世でも世尊の教えを理解できると説かれ、浄土教の根幹をなす。また名号の中でも「南無阿弥陀仏」と称える称名念仏が中心となる。そのような動き中で鎌倉時代中期には一遍などにより、より具体的に歓喜のこころを身振りや動作の上に表そうと「踊り念仏」が派生する。
この「称名念仏」を純粋な形で人間生存の根底にすえ生きる力を求めたのは、良忍融通念仏であり、さらに法然親鸞の教えであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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