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福智白瑛 : ミニ英和和英辞書
福智白瑛[ふくち はくえい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふく]
 【名詞】 1. good fortune 
: [しろ]
 【名詞】 1. white 

福智白瑛 : ウィキペディア日本語版
福智白瑛[ふくち はくえい]
福智 白瑛(ふくち はくえい、生没年不詳)とは、江戸時代後期の京都浮世絵師、戯作者。
== 来歴 ==
葛飾北斎の門人。姓は福智または福地、名は郁春(ふみはる)。葛飾白瑛とも称し、桂中楼とも号す。字は士文。狂歌号は大根土成といった。京都の人で、二条堺町西に住んでいた。絵を葛飾北斎と円山応挙の門人であった八田古秀に学んでおり、山水画、狂歌に優れていた。作品としては文化14年(1817年)刊行の自画作の読本『誰が袖物語』6冊、文政10年(1827年)刊行の滑稽本『有馬紀行』(自画作)二巻3冊などがあげられる。『有馬紀行』の内容は京都と江戸の男が有馬温泉入湯を志し、連れ立って旅に出る。ふたりは伏見から淀川を下り、生瀬を経て二日がかりで有馬へ赴く。途中で道に迷ったり、温泉では深い湯壷に溺れかけたりという珍道中が、狂歌を交えて描かれている。また旅宿と入湯のシステム、湯治の世話をする大湯女や小湯女、逗留中の入用品、それらの費用が詳述されており、不案内者のための有馬湯治の手引書ともなっている。他には文化11年(1814年)刊行の狂歌本『六々狂歌撰』(山田繁雅編)一冊などの挿絵も描いており、また扇面に描いた肉筆浮世絵が何点か知られている。
なお『増訂浮世絵』は姓を福知氏、江戸の人とする。また『原色浮世絵大百科事典』第2巻では葛飾白瑛と京都の絵師の福智白瑛を別人とし、「葛飾北秀と同一人というも未詳」としている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「福智白瑛」の詳細全文を読む




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