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直接メタノール型燃料電池 : ミニ英和和英辞書
直接メタノール型燃料電池[ちょくせつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひた, ちょく]
 【名詞】 1. earnestly 2. immediately 3. exactly
直接 : [ちょくせつ]
  1. (adj-na,n-adv) direct 2. immediate 3. personal 4. firsthand 
メタ : [めた]
 【名詞・形容詞】meta
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 
燃料 : [ねんりょう]
 fuel
燃料電池 : [ねんりょうでんち]
 (n) fuel cell
: [りょう]
  1. (n,n-suf) material 2. charge 3. rate 4. fee 
: [いけ]
 【名詞】 1. pond 

直接メタノール型燃料電池 ( リダイレクト:直接メタノール燃料電池 ) : ウィキペディア日本語版
直接メタノール燃料電池[ちょくせつめたのーるねんりょうでんち]
直接メタノール燃料電池(ちょくせつメタノールねんりょうでんち、direct methanol fuel cell、DMFC)は、メタノールを燃料とする固体高分子形燃料電池の一種である。
==概要==
直接メタノール燃料電池の構造そのものは、普通の固体高分子形燃料電池とほぼ同じである。
特徴はその名前の通り、燃料改質器でメタノールから水素を作らずに、メタノールを燃料極で直接反応させることである。
例として、プロトン交換膜を用いた直接メタノール燃料電池の電池反応を示す。
:燃料極: CH3OH + H2O → CO2 + 6H+ + 6e-
:空気極: 3/2O2 + 6H+ + 6e- → 3H2O
:全反応: CH3OH + 3/2O2 → CO2 + 2H2O
このように直接メタノール燃料電池においては、メタノールが燃料極で直接酸化される。
反応生成物として、燃料極では二酸化炭素、空気極ではが生成する。
直接メタノール燃料電池の起電力は、メタノール酸化反応の自由エネルギー変化が-698.2kJ mol-1で、6個の電子が反応するから、
:''E'' = -Δ''G''f / ''z'' ''F''= 6.98×105 mol-1 / (6 × 96485 mol-1 ) = 1.21
と計算される。
この値は、水素を燃料とする燃料電池の起電力(1.23V)とそれほど変わらない。
しかし、燃料極に供給されたメタノールは電解質膜を透過して空気極に達する(クロスオーバー現象)ため、空気極は酸素の還元とメタノールの酸化の両方を反映した混成電位となって、電池の開回路電圧が低下する。
加えて、発電時では、メタノールの酸化反応は水素の酸化反応より遅いため、発電時には活性化分極が大きくなり電圧は低下する。
また、メタノール酸化反応の中間生成物である一酸化炭素触媒毒となり、電極で用いている白金触媒活性を低下させる(一酸化炭素被毒)。
これらの理由により、一般的に、直接メタノール燃料電池は、水素燃料電池と比較すると性能が低くなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「直接メタノール燃料電池」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Direct methanol fuel cell 」があります。




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