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目暮警部 : ミニ英和和英辞書
目暮警部[め, もく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)
警部 : [けいぶ]
 【名詞】 1. police inspector 

目暮警部 ( リダイレクト:目暮十三 ) : ウィキペディア日本語版
目暮十三[めぐれ じゅうぞう]

目暮 十三(めぐれ じゅうぞう)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス作品『名探偵コナン』の作品に登場する架空の人物。
アニメでの声優茶風林が担当する。ドラマでの俳優は、西村雅彦(単発第1作)、伊武雅刀(単発第2・3作)〔単発第1作では、ドラマオリジナルキャラクターの多摩川刑事役だった。また、連続ドラマでは回想の1シーンに工藤優作(影越しのため、役者は不明)と共に出演している(ドラマ版では佐藤、高木両刑事とは共演していない)。〕が担当。
== 人物 ==
警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係の警部で、毛利小五郎の刑事時代の上司(小五郎の現役時代は警部補)。年齢は不詳であるが、41歳の中森警部とは同期という設定である。いつも茶色のコートと帽子〔色が変化しており、当初はオレンジ色に近かったが、後に暗めの茶色となった。また、帽子とコートの色が違ったこともある。ドラマ版は初期のカラーリングに近い。また、アニメオリジナルで犯人のトリックを再現した際にはコートを岸壁の窓から海へ落としているが、その後については不明)。〕を着用している。体形は中年太りでかなり腹が出ている〔ただし、この体形のおかげで命拾いすることもある。『14番目の標的』ではジョギング中に犯人にボウガンで腹部を撃たれ、『漆黒の追跡者』では傷害事件の犯人の関係者にナイフで腹部を刺されたが、どちらも分厚い皮下脂肪が内臓の損傷を防いでくれたために命に別条はなく、その後は職務へ復帰した。〕ためもあり、中森からは「目暮のタヌキ」と皮肉られている。普段の一人称は「ワシ」、仕事上では「私」。
いつも帽子〔警部補当時は現在と違った型の帽子を被っていた。〕を被っているが、その理由は上司の松本警視の口から明かされた〔単行本第29巻File.2「意外な理由」(アニメ第218話「封印された目暮の秘密(後編)」)。〕。独身の刑事当時、不良女子高生だった妻・みどりと警護のために出会うきっかけとなった事件(後述)で負った古傷を隠すためであるとのことだが、実際のところは妻との馴れ初め話を冷やかされたくないためとコナンは考えている。また、他人の恋愛には鈍感だが、佐藤刑事高木刑事の関係については、薄々気づいている模様。
犯罪を憎み、部下や同僚、犯罪者には毅然とした態度で接しており〔アニメオリジナルストーリーでは特に表れており、犯人に対して叱責したり諭す場面が多く見られる。その一方、容疑者だった人たちには頭を下げて謝罪している。〕、警察官としての誇りや使命感から感情の起伏が激しくなることもある〔妻と出会うきっかけとなった事件と似た犯行を繰り返す犯人や、殺人を正義の裁きと称した警察官に激昂したことがある(前者は相手に怒鳴った程度だが、後者は胸倉を掴み上げて数秒間苦しめるという、警察官としては過度の言動をとってしまった(犯人が被害者に強請られている人たちを救うという名目で、その中に含まれていた無実の人間2人に罪を擦り付けようとしたため)。さらに前者は反省を促す言葉を含んでいたのに対し、後者は冷静さを失って「お前は犯罪者だ、正義を語る資格はない」と頭ごなしに自分の考えを押し付ける口調になってしまった)。ただし、部下が銀行強盗犯だったことに気づかなかったことがある。〕が、現場検証時には冗談を言うこともある〔全力疾走でどれだけ時間がかかるかを確かめるため、頻繁に小五郎を走らせ、疲れから徐々に時間が掛かるようになった彼に「だんだん、タイムが落ちてきてるよ」と茶々を入れ、怒らせたことがある。〕。また、誤認逮捕をしそうな事件が数多くあり、それらはコナンや「眠りの小五郎」が事件を解決することによって間一髪で回避している。
みどりと2人きりになると新婚夫婦のようにデレデレするといったお茶目な一面も持っており、昼食はいつも手作りの愛妻弁当〔喧嘩して弁当を作ってもらえなかったときは、昼食を抜いている。〕で、ホワイトデーにはみどりにマシュマロをサプライズプレゼントするなど、非常に愛妻家でもある。出会いについては#妻との馴れ初めも参照。
白鳥警部と同様に、拳銃の腕はあまり良くない〔劇場版『14番目の標的』より。〕。また、メカの類は苦手で、部下の高木刑事らに助け舟を出させることも多い。普通に使えるのは携帯電話くらいであるが、それでも慣れるまでにかなりの時間を要している。
芸能界や芸術にも疎く、沖野ヨーコが所属していた「アース・レディース」のことを聞いて「アース? 殺虫剤か?」と勘違いして返したり〔テレビアニメ版では、スポンサーの関係から「アース? 何だそりゃ?」に変更されている。〕、ストラディヴァリウスの名前を聞いてもピンと来ないなどの面を見せている。また、単行本第63巻での高木刑事の発言によると、歌唱力も微妙らしい。
英語は自己紹介程度しか喋れないらしく、ジョディ・スターリングに英語で自己紹介した際には「『ポリスマン』の発音が違う」と指摘され、講義を施されていた。
江戸川コナンが捜査に介入することについては、比較的寛容である。コナンの助言に納得する場合も多く、その小学生らしからぬ発言には疑問を感じている。また、工藤新一の推理力を高く評価しており、その父・優作から親子2代にわたって難事件の度に助言を求めていた〔ただし、コナンや新一を信用するようになったのは何度も事件に関わってからであり、初めて事件に関わった時には子供だからと相手にしていなかった。〕。その一方、服部平次が捜査に参加することを当初は縄張り意識から不快に思い、普段は信用していない小五郎を頼りにするほどだった。また、ジョディの正体を知る前は彼女が捜査に介入するのを気にも止めていなかったが、知ってからはジョディらFBIが介入することにあまり良い顔をせず、事件の情報も彼女に知らせる必要はないと言ったことがある。捜査に新一が姿を見せなくなってからは、小五郎(間接的にはコナン)の協力によって事件を解決している。現在でこそ小五郎の推理を信頼しているものの、刑事時代の彼にはたびたび苦労させられており、小五郎のせいでほとんどの事件が迷宮入りになってしまったとぼやいていた。そのこともあり、探偵業を始めてからの小五郎と殺人現場で何度となく居合わせては、「疫病神」や「死神」などと皮肉っているが、捜査に行き詰まったときは「眠りの小五郎」に頼ることがほとんどである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「目暮十三」の詳細全文を読む




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