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玉手山公園 : ミニ英和和英辞書
玉手山公園[たまてやまこうえん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たま, だま, ぎょく]
  1. (n,n-suf) ball 2. sphere 3. coin
: [て]
 【名詞】 1. hand 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [こう]
  1. (n,suf) prince 2. lord 3. duke 4. public 5. daimyo 6. companion 7. subordinate
公園 : [こうえん]
 【名詞】 1. (public) park 
: [その]
  1. (n,n-suf) garden (esp. man-made) 2. park 3. plantation 

玉手山公園 : ウィキペディア日本語版
玉手山公園[たまてやまこうえん]

玉手山公園(たまてやまこうえん)は、大阪府柏原市南部の玉手山丘陵地帯にある柏原市立の公園で、1999年(平成11年)3月に開園した。
==沿革・概要==
前身は1908年(明治41年)に河南鉄道(現在の近鉄南大阪線)によって開設された西日本で最も古い遊園地である近鉄玉手山遊園地。同遊園地は1998年(平成10年)5月31日に90年の歴史を閉じたが、約一年間の休園の後、1999年(平成11年)3月柏原市立玉手山公園「ふれあいぱーく」として再スタートした。
前身の玉手山遊園地は昭和30年代の最盛期には、現在の玉手小学校から山頂の玉手町にかけての一帯に広がった広大な敷地を有し、年間数万人の来園者が訪れ、大阪府内でも有数の遊園地として賑わった。
特に春先には山全体が桜の花が満開となる。3カ所あったゲートのうち現在も使用されている山上の東ゲートと現在玉手小学校の取り付け道路となっている場所にあった西ゲートから山上に向かっては玉手山斜面をぐるっと取り巻く形で桜並木があり、山上まで繋がっていた。中央ゲートに繋がるメイン広場には日本猿の檻や、イノシシなどの小動物の檻、管理棟のあった一段上の広場には中央に立派な野鳥舎とそれを囲むようにクジャクなどの鳥舎があり、メイン広場全体がミニ動物園になっていた。現在バッテリーカーが走っている「SLのりば」には、本格的なお猿の電車が走っておりその近くには飛行機塔もあった。現在「冒険広場」になっている、南入口(当時は通用口)脇の窪地にはイベント用の展示館があり、メイン広場にある「おたのしみ館」とともに時々に応じた特別展示を行っていた。また、現在昆虫の森と呼ばれているあたりには、洋館造りの初代「昆虫館」があった。春の桜のシーズン、秋の菊人形展など、年間を通じて、多彩なイベントを行っていた。現在も使用されている、野外劇場では、日曜祝日には着ぐるみショーなどが行われていた。
昭和36年頃に行われた「自衛隊展」を最後に大きな催しが開催されなくなった。この時を境に、東ゲート付近が高級分譲住宅地に転用され、現在「いこいの森」と呼ばれているあたりに発生した地滑り災害の影響で西ゲートも閉鎖され、その後西ゲート付近も小学校に生まれ変わり、山上付近にあったユネスコ村も撤去されて規模が縮小していった。
それでも春先、秋口の行楽シーズンには、近隣の市町村の幼稚園児や、小学校低学年生の遠足の場として、手軽に行ける遊園地として利用されていた。またかつては来園者のために国分駅から無料のシャトルバスが運行されていた時期もあった。
しかし高度成長期を通じ最新型ジェットコースター等を設備する大型遊戯施設が近隣各地に出現し次第に客を奪われるようになり、入場者数が目立って減少しだし日曜祝日でも入場者がまばらな寂れた遊園地に変わっていった。
入園料も有料、無料、再び有料と変更を繰り返し、1998年(平成10年)5月31日、閉園し取り壊されることが決定していたが、敷地の大部分を所有する宗教法人の檀家からの要請で、柏原市が近鉄から遊戯具等の設備を含むほぼそのままの形で運営を引き継ぐこととなり、ほぼ一年間の休園期間をへて1999年3月柏原市立玉手山公園「ふれあいパーク」として再開された。
なお、68,000平方メートルの敷地の大部分は地元の宗教法人(安福寺)の所有地であり、かつては近鉄興業(当時)が宗教法人から借地しており、現在は柏原市がこの宗教法人から、年間670万円程の賃貸料で借地している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「玉手山公園」の詳細全文を読む




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