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溶融塩 : ミニ英和和英辞書
溶融塩[ようゆうえん]
fused salt
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溶融 : [ようゆう]
  1. (adj-na,n) melting 2. fusion
溶融塩 : ウィキペディア日本語版
溶融塩[ようゆうえん]

溶融塩(ようゆうえん、)とは、食塩などの陽イオン陰イオンからなる塩で溶融状態にあるものをいう。文部省学術用語集化学編では融解塩を溶融塩と同意とする。原子力分野では「溶」を「熔」の字に置き換えた「熔融塩」を用いる場合もある。また、金属製錬分野では伝統的にフラックスと呼ぶ。溶融塩の中で100-150以下の温度で液体状態にあるものは常温溶融塩またはイオン液体と呼ぶ。
== 性質 ==
溶融塩中のイオンは、水溶液中のイオンとは異なりイオンの周りに中性の水分子が配位しないため、陽イオンと陰イオン間の距離が近く、イオン間のクーロン力が強い。このため、水溶液中のイオンとは異なる性質を示すことが多い。これにより次のような特徴が生じる。
*イオン導電率が高い
*電位窓が広い
*密度、粘性率、表面張力が水に近い
*高温で低蒸気圧
*他の塩類の溶解度が大、塩類の組み合わせで溶融温度や溶媒特性の調節可能
*有機溶媒と混和しない
*化学的に安定、不燃または難燃性大
*高放射線耐性
*固体から液体への融解熱が大

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「溶融塩」の詳細全文を読む




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