翻訳と辞書
Words near each other
・ 木田三千雄
・ 木田亜由美
・ 木田佳文
・ 木田俊之物語 〜歌こそ我が人生〜
・ 木田俊之物語~歌こそ我が人生~
・ 木田俊介
・ 木田保造
・ 木田信号場
・ 木田優夫
・ 木田元
木田勇
・ 木田四ツ辻駅
・ 木田太良
・ 木田太郎
・ 木田宏
・ 木田小学校
・ 木田川奎彦
・ 木田広大
・ 木田建設
・ 木田彩水


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

木田勇 : ミニ英和和英辞書
木田勇[きだ いさむ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [ゆう]
 【名詞】 1. bravery 2. courage 3. heroism 

木田勇 : ウィキペディア日本語版
木田勇[きだ いさむ]

木田 勇(きだ いさむ、1954年6月7日 - )は、神奈川県横浜市旭区出身の元プロ野球選手投手)。
史上初の新人選手でのMVP獲得者。
== 来歴・人物 ==
横浜一商高(現・横浜商科大学高等学校)では夏の甲子園県予選で準決勝に進出するが、秦野高に延長11回の熱戦の末に敗退。社会人野球日本鋼管に進み、の都市対抗2回戦で電電北海道を相手にリリーフながら初登板、敗れたものの好投を見せる。の同大会はエースに成長、3試合連続で完投勝利、準決勝ではリリーフに回るが本田技研鈴鹿を降す。決勝では東芝黒紙義弘崇徳亜大)と投げ合うが0-4で完封負け。準優勝にとどまるが同大会の久慈賞を獲得した。
同年のドラフト会議では、大洋広島阪急の3球団が1位指名。抽選の結果、広島が交渉権を獲得したがこれを拒否。一般には大洋入りを強く希望したためと報じられているが実際は在京セ・リーグであればどの球団でも応じるつもりであった。その理由として父親が胃癌、母親が胆石を患っており「長男として両親の面倒をしっかり見なくてはならない」という思いがあったからだという。両親からは「おまえの希望する道に行っていいんだよ」との言葉を貰っており、本人もドラフト1位指名を名誉には思ったが先述の理由でどうしても横浜を離れる気にはなれなかった、と語っている〔『広島アスリートマガジン』に連載された元スカウトの木庭教の記事には、「当初入団には前向きだったが、ある宗教団体との関係から入団が困難になった」との記述があった。参考までに、木田は創価学会の機関紙である聖教新聞2009年12月18日号で創価学会員として紹介されていることから、宗教法人創価学会の会員であることが確認されており、また、同記事によれば社会人野球時代には既に創価学会に入会していたことが書かれてあるので、広島入団交渉時に障壁となった宗教は創価学会の事を指していると考えられるが、これは広島ファンの噂や憶測の域を出ない。〕〔横尾博一著「第一回選択希望選手―選ばれし男たちの軌跡 プロ野球「ドラフト1位」という人生の"その後" 」第3章における木田自身へのインタビューにて「一年後のドラフト前に広島のスカウトさんから連絡があって“何で指名したんですか”と尋ねたところ“木田君と会って話したときの感触が良かったから…”と仰っていましたけど、私自身は広島が指名権を得た直後から『来年に賭けよう』という気持ちを固めていました。」と語っており、広島球団側のスカウティングに不備があった可能性も窺われる。〕。なお広島のドラフト1位指名を拒否した人物は木田のみである。
翌年の都市対抗でも活躍し、1979年のドラフト会議でも再び3球団(巨人日本ハム、大洋)の1位指名が重複したが、交渉権を得た日本ハムに入団した。日本ハムがクジを当てた時に「俺は運の無い男だ」とボヤき〔ナンバー『ヒーロー伝説』文春文庫、1992年、P38~45〕、入団交渉にあたって条件として住宅(土地とも言われている)を要求したと伝えられたことも話題となった。しかしこれは大社義規オーナーの「プロの選手なら自分で稼ぎなさい」の説得で断念した〔横尾博一著「第一回選択希望選手―選ばれし男たちの軌跡 プロ野球「ドラフト1位」という人生の"その後" 」第3章における木田自身へのインタビューにて、木田本人は「『契約金を現金でなく、その分の土地でいただけませんか』と聞いてみたんです」「(先述の発言がスポーツ新聞の一面に『前代未聞 木田 法外な要求』という見出しで大きく出てしまい)それで初めて、自分はまずいことを言ったのかな、と思いました」「(契約金は税金を引かれたら4000万円程度になってしまうので)6000万円分の価値のある土地でいただいてもいいのかなと。単純にそう考えただけでした」と述懐している。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「木田勇」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.