翻訳と辞書
Words near each other
・ 木曽発電所
・ 木曽福島
・ 木曽福島ケーブルテレビ
・ 木曽福島中継局
・ 木曽福島区検察庁
・ 木曽福島城
・ 木曽福島町
・ 木曽福島簡易裁判所
・ 木曽福島郵便局
・ 木曽福島駅
木曽節
・ 木曽義仲
・ 木曽義元
・ 木曽義利
・ 木曽義在
・ 木曽義康
・ 木曽義昌
・ 木曽義高
・ 木曽興業
・ 木曽街道


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

木曽節 : ミニ英和和英辞書
木曽節[きそぶし]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [せつ, ぶし]
  1. (n-suf) tune 2. tone 3. knot 4. knob 5. point

木曽節 : ウィキペディア日本語版
木曽節[きそぶし]


木曽節(きそぶし)は、長野県木曽地域民謡である。
==概要==
木曽地域に近世から伝わる民謡で、木曽の材木を河川に流して運ぶ「川流し」をモチーフに、木曽川や周囲の山々と人情を歌い上げている。
歌詞中の「中乗りさん」(なかのりさん)は諸説あるが、材木をに組んで木曽川を下り運搬する人たちで、先頭を「舳乗り」(へのり)、後ろを「艫乗り」(とものり)、真ん中を「中乗り」といったというのが一般的である〔 信濃の民謡:木曽節 〕。また、歌詞中に「木曽五木」(江戸時代尾張藩から伐採が禁止された木曽谷の五木、ヒノキアスナロコウヤマキネズコ(クロベ)サワラの五種類の常緑針葉樹林)が歌いこまれている。「木曽の御岳さん」は木曽地域の最高峰(標高3,067メートル)である大きな山容の御嶽山である。
木曽節と木曽踊りはいまでは日本全国に知られているが、これには大正から昭和戦前にかけて福島町(のち木曽福島町を経て現・木曽町)の町長を務めた伊東淳(いとう すなお、1876年 - 1942年)の尽力が大きかったといわれている〔なかのりさん町長の熱情 〕。伊東は木曽の旧・福島村生まれで、地元自治体吏員から後に福島町長に就任、12年間在職した。観光客誘致・地元振興の手段として早くから木曽節に着目、自ら歌い、踊りも指導して、木曽節と木曽踊りを広く紹介した。『木曽のなかのりさん』(1917年)という冊子も発行、1925年には地元酒蔵・中善酒造店に薦めて酒の銘柄を「中乗さん」と改めさせるなどあらゆるPRに努め、「なかのりさん町長」と呼ばれた。
昭和時代に入ると、木曽節はラジオレコード等の新メディアで一般に普及するに至り、全国的な知名度を得た。木曽福島駅前には功績を称えて伊東の銅像が立っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「木曽節」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.