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抗酸菌症治療薬 : ミニ英和和英辞書
抗酸菌症治療薬[こうさんきんしょうちりょうやく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう]
 (pref) anti-
: [さん]
 【名詞】 1. acid 
: [しょう]
  1. (adj-na,n-suf) illness 
治療 : [ちりょう]
  1. (n,vs) medical treatment 

抗酸菌症治療薬 : ウィキペディア日本語版
抗酸菌症治療薬[こうさんきんしょうちりょうやく]
抗酸菌症治療薬(こうさんきんしょうちりょうやく)とは、抗酸菌感染症に対して用いられる抗菌剤の一群を指す用語である。
一般的な細菌とは異なり、抗酸菌は発育が遅く、細胞壁の代謝は遅い上にミコール酸を多く含む。そのため、抗酸菌は一般的に抗菌剤に対しての感受性を、ペニシリン系セフェム系カルバペネム系といったβラクタム系抗生物質は持たないことが多い。
また結核菌非結核性抗酸菌癩菌のそれぞれも薬剤感受性に特徴があり、治療方針に相違がある。
抗酸菌は、DNA代謝阻害薬、葉酸代謝阻害薬、蛋白代謝阻害薬には感受性を示すことが多いため、下記の薬剤を用いることが多い。
== 結核菌 ==
薬剤耐性菌を誘導しないため、3剤以上を確実に一定期間服用させる治療が標準的である。WHOによってDirect Observed Treatment Short-course(DOTS, 直接監視下短期化学療法)が推奨されている
*リファンピシン(RFP)
*イソニアジド(INH)
*ストレプトマイシン(SM)
*ピラジナミド(PZA)
*エタンブトール(EB)
標準的な化学療法では、最初の2カ月はINH+RFP+PZA+(SM または EB)の4剤で治療し、その後の4ヶ月間はINH+RFP の2剤、またはINH+RFP+EBの3剤で治療することとなっている。薬剤に対するアレルギーや副作用のため、組み合わせを変更せざるを得ないこともある。〔IDWR:感染症の話 結核
*カナマイシン(KM)
*パラアミノサリチル酸(PAS)
*サイクロセリン(CS)
*レボフロキサシン(LVFX)
*クラリスロマイシン(CAM)
*その他
これらを代替薬として用いることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「抗酸菌症治療薬」の詳細全文を読む




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