翻訳と辞書
Words near each other
・ 戦車師団
・ 戦車戦
・ 戦車戦略 砂漠の狐
・ 戦車戦略砂漠の狐
・ 戦車揚陸艦
・ 戦車撃破章
・ 戦車教導隊
・ 戦車橋
・ 戦車犬
・ 戦車男
戦車砲
・ 戦車突撃章
・ 戦車競争
・ 戦車競技
・ 戦車競技場
・ 戦車競走
・ 戦車第10連隊
・ 戦車第1師団 (日本軍)
・ 戦車第1連隊
・ 戦車第2師団 (日本軍)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

戦車砲 : ミニ英和和英辞書
戦車砲[せんしゃほう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦車 : [せんしゃ]
 【名詞】 1. tank (military vehicle) 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 

戦車砲 : ウィキペディア日本語版
戦車砲[せんしゃほう]
戦車砲(せんしゃほう)は、戦車に搭載された主砲の総称。
最初から戦車への搭載用として設計された物もあるが、既成の野砲高射砲対戦車砲をもとに車載用に改造された物も多く、反動を軽減するためのマズルブレーキの追加や駐退機の強化、閉鎖器を螺旋式や水平鎖栓式から垂直鎖栓式に変更、排煙器の追加などの手が加えられている。
かつての戦車の任務が塹壕の突破・歩兵支援であり、また、戦車の砲塔も小型であったため、榴弾砲小口径の対戦車砲が搭載されていたが、第二次世界大戦では戦車同士の戦闘が増え、また、装甲とともに強化されていったため、現代では戦車砲として搭載されるのは対装甲貫徹力のある高初速砲だけである。1960年代には榴弾砲と対戦車ミサイル発射管を兼ねたガンランチャーも登場したが廃れ、現在は9M119LAHATの様に通常の戦車砲から発射できる対戦車ミサイルが登場している。
以前は弾丸に回転を与えて弾道を安定させるライフル砲が主流だったが、APFSDS弾や回転により威力の落ちるHEAT弾の登場と共にライフリングの無い滑腔砲が採用されている。21世紀初頭の現在では口径120mm前後のものが主流であり、140mm級も開発されているが、発射時の反動を抑えるのに必要な車輌重量や砲弾の重量が大きすぎる事から採用には至っていない。120mm砲でも砲弾の重さが人力で装填できる限界にきているため、自動装填装置導入に踏み切る戦車が増えている。
== 有名な戦車砲 ==


* 7.5 cm KwK 42(75mm/70口径砲)
: パンター中戦車の主砲
* 8.8 cm KwK 36(88mm/56口径砲)
: ティーガーI重戦車の主砲
* 8.8 cm KwK 43(88mm/71口径砲)
: ティーガーII重戦車の主砲

* ラインメタル 120 mm L44(120mm/44口径滑腔砲)
: レオパルト2M1エイブラムス(M1A1以降)、90式戦車等、西側第3世代主力戦車の主砲

* ロイヤル・オードナンス L7(105mm/51口径ライフル砲)
: センチュリオン(主にMk.9以降)、及びM60パットンレオパルト174式戦車メルカバMk.I/II等の西側第2世代主力戦車の主砲

* D-10(100mmライフル砲)
: T-54/55シリーズの主砲
* 2A46 125mm滑腔砲(125mm滑腔砲)
: T-72T-80T-90系列の主砲

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「戦車砲」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.