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心の知能指数 : ミニ英和和英辞書
心の知能指数[こころのちのうしすう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こころ, しん]
 【名詞】 1. core 2. heart 3. wick 4. marrow 
知能 : [ちのう]
 【名詞】1. intelligence 2. brains
: [よく, のう]
  1. (adv,n,vs) being skilled in 2. nicely 3. properly 4. well 5. skillfully 6. thoroughly
: [ゆび]
 【名詞】 1. finger 
指数 : [しすう]
 【名詞】 1. index 2. index number 3. exponent (e.g., in floating-point representation) 
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 

心の知能指数 : ウィキペディア日本語版
心の知能指数[こころのちのうしすう]
心の知能指数(こころのちのうしすう、)は、心の知能 () を測定する指標である。心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能を指す。
比較的新しい概念のため、定義はいまだはっきりとしていない。後述するジョン・D・メイヤー〔Mayer, J. (2005a). "Can Emotional Knowledge be Improved? Can you raise emotional intelligence?" The University of New Hampshire. Web reference at http://www.unh.edu/emotional_intelligence/ei%20Improve/ei%20Rasing%20EI.htm accessed January 2, 2006.〕のように、感情表現の技術とその知能指数を区別する研究者もいる。
== 発祥 ==
1920年、コロンビア大学のエドワード・ソーンダイクが、他人と付き合う能力を「社会的知性」として取り上げた〔Thorndike, R.K. (1920). "Intelligence and Its Uses," ''Harper's Magazine'' 140, 227-335.〕。1975年、ハワード・ガードナー が『The shattered mind』を発表し、他者との対話と自己との対話の両方を理論化した「多重知能 (MI) 理論」(人には8種類の知性のタイプがあるとしたもので、後に2種類を追加)を始めて唱えた〔Gardner, H. (1975) ''The Shattered Mind.'' New York: Knopf.〕。ガードナーを始めとする多くの心理学者は、IQテストのような従来からの知性の尺度では、人の認識力を完全には捉えきれないと考えている〔Smith, M. K. (2002) "Howard Gardner and multiple intelligences," ''the encyclopedia of informal education'', Downloaded from http://www.infed.org/thinkers/gardner.htm on October 31, 2005.〕。
EI (Emotional Intelligence) という用語はワイン・ペインが作ったとされている〔Payne, W.L. (1985). A study of emotion: developing emotional intelligence; self-integration; relating to fear, pain and desire (theory, structure of reality, problem-solving, contraction/expansion, tuning in/comingout/letting go). A Doctoral Dissertation. Cincinnati, OH: The Union For Experimenting Colleges And Universities (now The Union Institute). Abstract available at http://eqi.org/payne.htm 〕。その10年後になって、ダニエル・ゴールマン(Daniel Goleman)がEIを書籍や新聞記事に紹介してビジネス展開したことにより、この言葉は有名になった〔Goleman, D. (1996). ''Emotional Intelligence: why it can matter more than IQ.'' London : Bloomsbury. (ISBN 0-7475-2622-2)〕〔
〕。
しかし実際には、ペインがEIを定義する約20年前の1960年代はじめに、オランダ人SF作家カール・ランスが2作の小説においてEIの概念を説明し、小説中で「Emotional Quotient」の語を使用している。この小説は有名なラジオ番組の原作であったが、翻訳されることはなかった。年表的には遅かったペインがアングロサクソンの世界での命名者となったのは、ランスの着想が言語の壁に阻まれたためである。
1980年代後半になって、ピーター・サロベイとジョン・D・メイヤーの発案により、EIの概念の研究が開始された。1990年、彼らはEIの概念を知性に関する概念だと特定する論文〔Salovey, P. and Mayer, J.D. (1990). "Emotional intelligence." ''Imagination, Cognition, and Personality'', 9(1990), 185-211. 〕を発表し、その後も研究を続けた。一方、EQ (emotional quotient) という用語は、ケイス・ビーズリーの論説の中で初めて学術的に用いられた。当時の大多数の評価では、EIとEQはそれぞれ異なったモデル、測定法であると考えられていた。
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