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当尾の石仏 : ミニ英和和英辞書
当尾の石仏[ほとけ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [お]
 【名詞】 1. tail 2. ridge 
: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 
石仏 : [せきぶつ]
 【名詞】 1. stone Buddhist image 
: [ほとけ]
 【名詞】 1. Buddha 2. merciful person 3. Buddhist image 4. the dead 

当尾の石仏 ( リダイレクト:当尾磨崖仏文化財環境保全地区 ) : ウィキペディア日本語版
当尾磨崖仏文化財環境保全地区[とうのまがいぶつぶんかざいかんきょうほぜんちく]

当尾磨崖仏文化財環境保全地区(とうのまがいぶつぶんかざいかんきょうほぜんちく)は、京都府木津川市東南部にある京都府指定の文化財環境保全地区である。
浄瑠璃寺岩船寺を結ぶ山道1.5キロメートルを中心として広範囲に平安時代から室町時代石仏石塔が点在する地区で、当地の石仏群は一般に当尾の石仏と呼ばれる。
==地区の概要==
当尾地区は、京都府の南端、奈良県と境を接する位置にあり、浄瑠璃寺岩船寺(がんせんじ)などの古寺や鎌倉時代の石仏が点在する。当地区は奈良盆地の北縁の丘陵地帯で、行政的には京都府に属するが、文化的には古くから南都(奈良)、特に興福寺との関わりが強い。当尾の地名が記録にみえるのは室町時代以降で、それ以前は小田原と呼ばれた。丘陵の尾根の間に寺々の塔が見えたことから「塔ノ尾」と称されたのが当尾の語源ともいうが、はっきりしない。平安時代後期には、既存仏教寺院の俗化を嫌った僧らがこの地区に隠棲して庵を建立し、念仏や修行を行った。『拾遺往生伝』によれば、興福寺出身の僧・教懐(11世紀の人)は、この地に隠棲して念仏に励み、「小田原聖」「小田原迎接房」(ごうしょうぼう)と称された。教懐は晩年、高野山に上り、高野聖の祖とされている。『浄瑠璃寺流記事』(じょうるりじ るきのこと)によれば、小田原には長和2年(1013年)に随願寺(東小田原寺)、永承2年(1047年)に浄瑠璃寺(西小田原寺、九体寺)が建立された。九体阿弥陀堂と浄土式庭園で知られる浄瑠璃寺は現存するが、随願寺は廃寺になり、寺へ上る石段と礎石だけが残っている。東小田原・西小田原は、東小(ひがしお)・西小(にしお)と略称され、木津川市の地名として残っている。地区内には磨崖仏(自然の岩壁に直接彫った仏像)を含む石仏や石塔などの石造文化財が多数残る。石仏の多くは鎌倉・室町時代のもので(一部平安時代のものもある)、在銘の遺品も多い。〔『笠置 加茂』(近畿日本ブックス15)、pp.10 - 13〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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