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弁証法的行動療法 : ミニ英和和英辞書
弁証法的行動療法[べんしょうほうてきこうどうりょうほう -]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [べん]
  1. (n,n-suf) speech 2. dialect 3. braid 4. petal 5. valve 6. discrimination 
弁証 : [べんしょう]
  1. (n,vs) demonstration 2. proof
弁証法 : [べんしょうほう]
 【名詞】 1. dialectic 2. dialectics
弁証法的 : [べんしょうほうてき]
 (adj-na) dialectic
: [あかし, しょう]
 (n) 1. proof 2. evidence
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
法的 : [ほうてき]
  1. (adj-na,n) legality 
: [まと, てき]
 【名詞】 1. mark 2. target 
: [くだり, ぎょう]
 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse 
行動 : [こうどう]
  1. (n,vs) action 2. conduct 3. behaviour 4. behavior 5. mobilization 6. mobilisation 
行動療法 : [こうどうりょうほう]
 【名詞】 1. behavioral therapy 2. behavioural therapy
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
療法 : [りょうほう]
 【名詞】 1. remedy 2. medical treatment 

弁証法的行動療法 : ウィキペディア日本語版
弁証法的行動療法[べんしょうほうてきこうどうりょうほう -]
弁証法的行動療法(べんしょうほうてきこうどうりょうほう - Dialectical Behavior Therapy, DBT )とは、アメリカの心理学者マーシャ・リネハンが開発した認知行動療法の一種である。境界性パーソナリティ障害の治療に特化しており、アメリカ精神医学会は境界性パーソナリティ障害の精神療法として推奨している。また同疾患において数少ないエビデンスの確認されている精神療法でもある。
患者は弁証法的行動療法を行うことにより、能力や生きることへのモチベーションを高め、獲得したスキルを日常で普遍的に扱うことができるようになるとされる。以前から認知行動療法などをBPDの治療に当てることは多かったが、弁証法的行動療法では認知行動療法より強調されている面がある。弁証法的行動療法はいくつかの技法を組み合わせて行われている。それは「今この瞬間による行動の受容と行動化の強調」、「患者と治療者、双方における治療妨害行為の取り扱いの強調」、「治療に必要な治療関係の強調」、「弁証法的プロセスの強調」である。
主に個人精神療法、グループでのスキルトレーニング、電話での相談受付、コンサルテーションミーティングから成り立つ。
== 歴史 ==
弁証法的行動療法の開発者マーシャ・リネハンは、自身が境界性パーソナリティ障害(以下BPD)に罹患した経験を持つ臨床心理学者である。リネハンは当初、BPDの患者に対し行動療法を行っていたが、問題行動や、治療の中断が起こるなど、BPDという疾患特有の問題により思うように治療が進まなかった。そこで広く書物を読み漁り、技法に修正を加えつつ現在の弁証法的行動療法を完成させたという。弁証法的行動療法は行動療法を基本としているが、十分な患者への支持、高度の情動的関与、治療者の逆転移感情にまで配慮した、極めて高度な構造化された治療システムそのものでもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「弁証法的行動療法」の詳細全文を読む




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