翻訳と辞書
Words near each other
・ 岡山短期大学
・ 岡山石
・ 岡山社会保険事務局
・ 岡山神社
・ 岡山神社 (高雄州)
・ 岡山空港
・ 岡山空港リムジンバス
・ 岡山空港リムジンバス (倉敷 - 岡山空港線)
・ 岡山空港リムジンバス (岡山 - 岡山空港線)
・ 岡山空港リムジンバス (津山 - 岡山空港線)
岡山空襲
・ 岡山竹中組
・ 岡山簡易裁判所
・ 岡山維新の会
・ 岡山総社インターチェンジ
・ 岡山縣護國神社
・ 岡山臨海鉄道
・ 岡山臨港鉄道
・ 岡山自動車大学校
・ 岡山自動車学校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

岡山空襲 : ミニ英和和英辞書
岡山空襲[おかやま]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう, おか]
 【名詞】 1. hill 2. height 3. knoll 4. rising ground
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
空襲 : [くうしゅう]
  1. (n,vs) air-raid 

岡山空襲 ( リダイレクト:岡山大空襲 ) : ウィキペディア日本語版
岡山大空襲[おかやまくうしゅう]

岡山空襲(おかやまくうしゅう)は、第二次世界大戦中の1945年昭和20年)6月29日午前2時43分から午前4時7分にかけてアメリカ軍により行われた岡山県岡山市に対する空襲。計画段階では戦略爆撃だったが、ほとんど無差別爆撃として実行された(後述)。この空襲ではアメリカ軍爆撃機ボーイングB-29およそ140機〔日笠俊男 『B-29墜落 甲浦村1945年6月29日』 吉備人出版 2000年 ISBN 4-906577-55-5〕が用いられ、空襲警報が出されず全くの不意打ちであったため死者が1737人にも及んだ。
6月29日には岡山市・佐世保市のほか宮崎県延岡市福岡県門司市(現:北九州市門司区)が空襲を受け、夜には長崎県佐世保市が空襲を受けた(佐世保大空襲)。
== 空襲の経緯 ==

=== 空襲に至るまで ===
第二次世界大戦中のアメリカ軍1944年昭和19年)から市街地を対象として日本全土に大規模な空襲を行った。当時の岡山市は人口約16万人の中小都市であり、北郊の津島地区には陸軍の兵舎、兵器廠が存在していた。また、山陽本線を始めとした鉄道網が放射状に整備され、物資輸送上の拠点ともなっていた。こうしたことから、岡山市はアメリカ軍によって全国180の空襲対象の都市のうち、31番目にリストアップされた〔日笠俊男 『米軍資料で語る岡山大空襲 少年の空襲史科学』 吉備人出版 2005年 ISBN 4-86069-100-8〕〔岡山県内では他に津山市が127番、玉野市が142番、倉敷市が159番にリストアップされた。〕。
アメリカ軍の『目標情報票(Target Information Sheet)』には、岡山市を空襲することの意義について次のように述べられている。

アメリカ軍は岡山市の重要性として、陸軍兵舎・兵器廠(現:岡山大学津島キャンパス、岡山県総合グラウンド)、岡山駅と操車場、市の南西約25kmにあった三菱航空機工場(現:倉敷市水島)など、15か所を挙げていた。
しかしながら、アメリカ軍はこれらの軍事的な拠点よりもその下請けとなっている多数の小規模な工場と労働者、すなわち一般市民を攻撃対象とした。実際、アメリカ軍は15の重要拠点のうち、焼夷弾による攻撃対象地域に岡山駅と操車場、煙草工場と製粉所、岡山城とバラック(中学校校舎)の3か所のみを設定し〔鉄道施設や工場などを焼夷弾の攻撃では破壊することは困難であった。木造の住宅や文化施設である岡山城、中学校などを恣意的に狙ったとも受け取れる。〕攻撃の中心目標(MPI)を市街地の中心部、国道53号県庁通りの交点(現:NTTクレド岡山ビル周辺)に決定した。周辺には当時の岡山市役所などが存在しており、最も効果的な攻撃が可能な地点であった。
1945年昭和20年)6月に入ると戦局は一層激化し、3月東京大空襲を始めとした大都市への攻撃から中小都市への攻撃へと対象が広がることとなった。そして、空襲7日前の6月22日には航空機の工場が存在していた水島地区がアメリカ軍による空襲を受けた(水島空襲)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「岡山大空襲」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.