翻訳と辞書
Words near each other
・ 小核
・ 小核小体
・ 小核果
・ 小核試験
・ 小根占村
・ 小桁
・ 小桁村
・ 小桃ひとみ
・ 小桃音まい
・ 小桑島
小桜
・ 小桜 (砲艇)
・ 小桜ほのか
・ 小桜エツコ
・ 小桜エツ子
・ 小桜セレナ
・ 小桜一家
・ 小桜京子
・ 小桜会
・ 小桜村


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

小桜 ( リダイレクト:小桜 (砲艇) ) : ウィキペディア日本語版
小桜 (砲艇)[こざくら]

小桜(こざくら〔本船の船名を定めた昭和10年11月26日付 海軍大臣官房 官房第2749号ノ9では「読み」は記されていない。〕)は、日本海軍砲艇。正式には雑役船中の交通船に分類された。同型艇「白梅」。
== 概要 ==
1932年(昭和7年)に誕生した満州国は海軍を設立し、松花江黒龍江の警備用に播磨造船所に4隻の砲艇を注文、播磨造船所はハルピンドックを持った工場を開設して、日本で建造した船を現地で組み立てた〔。一方日本海軍は1933年(昭和8年)になり駐満海軍部を新京に、臨時海軍防備隊をハルピンに発足させ、満州国海軍の指導と同方面の警備を行った。そのため日本海軍も播磨造船所に砲艇を2隻注文、建造された〔。播磨造船所の建造番号は217と218で、両船とも1935年(昭和10年)8月25日にハルピンで竣工した。
船種、船名、所属は同年11月26日に船種:交通船(三十瓲)、船名:「小桜」「白梅」、所属:呉海軍港務部(臨時附属)、共用先:臨時海軍防備隊と定められた〔昭和10年11月26日付 海軍大臣官房 官房第2749号ノ9。同通知は「昭和10年11月26日付 海軍公報 (部内限) 第2206号」に収録されている。〕。
竣工後の2隻は同方面の警備に従事していたようである〔。1938年(昭和13年)になり日本海軍は同方面から撤退し、臨時海軍防備隊も廃止となった。その後の2隻の動静は不明であるが、「白梅」は大戦中に廃船、「小桜」は終戦時にまだ在籍していたと言われる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小桜 (砲艇)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kozakura-class traffic boat 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.