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安房国義倉帳 : ミニ英和和英辞書
安房国義倉帳[あわのくにぎそうちょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぼう, ふさ]
 【名詞】 1. tuft 
: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 
: [そう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator
: [とばり]
 (n) curtain

安房国義倉帳 : ウィキペディア日本語版
安房国義倉帳[あわのくにぎそうちょう]
安房国義倉帳(あわのくにぎそうちょう)は東大寺正倉院に残存する古文書である。
== 概要 ==
文書は末尾11行だけの断簡で、「義倉」とは窮民を救済するための備荒貯蓄で、富戸から田祖のほかに若干のを徴収して蓄えるのこと。
安房国義倉帳は、730年(天平2年)のもので、ほかに同年の越前国義倉帳の断簡も残存している。下川逸雄の「義倉について」〔下川逸雄「歴史地理83巻3号」1952年〕の研究によれば、この断簡は長狭郡に関する文書だとされる。「倭名類衆抄」などの安房国の郡名記載順序の末尾は長狭郡が位置し、郷の数でも安房国ののうち、平群郡の10郷、安房郡の7郷、朝夷郡の5郷、長狭郡8郷で、1郷あたり50戸なので、これを考慮すると長狭郡の約400戸がほぼ一致する。文書いよれば総戸数415戸のうち、義倉の粟を収める戸は、わずか88戸で、備荒貯蓄の余力もない等外戸が327戸を占めていたことは注目に値する。天平2年の越前国の場合も丹生郡の総戸数1019戸のうち等外戸は920戸(90%)を占めていたとの記述がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「安房国義倉帳」の詳細全文を読む




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