翻訳と辞書
Words near each other
・ 女一般
・ 女丈夫
・ 女三の宮
・ 女三人寄れば姦しい
・ 女三代 如月法律事務所
・ 女三四郎
・ 女三四郎 (ゲーム)
・ 女三宮
・ 女三瓶山
・ 女世帯
女中
・ 女中のおトラさん
・ 女中奉公
・ 女主
・ 女主人公
・ 女九神社
・ 女事件記者 立花圭子
・ 女事件記者・冴子の危険な殺人取材
・ 女事件記者・冴子の殺人スクープ
・ 女事件記者・立花圭子


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

女中 : ミニ英和和英辞書
女中[じょちゅう]
【名詞】 1. (obs) maid 
===========================
: [じょ]
 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter
女中 : [じょちゅう]
 【名詞】 1. (obs) maid 
: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
女中 : ウィキペディア日本語版
女中[じょちゅう]
女中(じょちゅう)とは、家庭旅館料亭などにおいて、住み込みで働く女性の、日本国内における歴史的呼称である。
== 近世 ==
近世の日本では、宮中武家屋敷や商家に住み込みの形で雇用され、接客や炊事などを行う女性の事を女中と呼んだ。特に接客や、雇用者夫妻の身の回りの世話に関わる女性が上女中(かみじょちゅう)と呼ばれ、炊事や掃除などを行い、水回りを担当する下女中(しもじょちゅう、あるいは下女)とは明確に区別された。上女中は下女中よりも上級の職であり、待遇が全く異なっていた。下女は一般的に上使い、仲働き、端下などと分類され、出自によって職制に違いが見られた。
商家や上層農家の娘などが、本家や豪商のもとへ数年間奉公に出る際に、上女中として仕える習わし(行儀見習い)があり、結婚前の女性に対する礼儀作法や家事の見習いという位置づけがなされていた。雇用者夫妻の身の回りの世話をはじめ、外出のお伴、子弟の養育、仏壇回りや上座敷の掃除などを担い、使いに出る際、帰宅した際には雇用者夫妻に口上を述べた。また、雇用者宅を訪ねる客人への接待を通じて、物言いや挨拶の仕方を会得しつつ、人物を見る目を養ったとされる。並行して、裁縫生け花お茶などの女性としてのたしなみを身につけた。上女中を経験した女性の多くは、武家や商家の妻に納まっている。
当時の日本では身分制度が確立されていたために、女中と雇用者夫妻との間には単なる契約関係を越えた主従関係も見られた。安政3年(1856年)に制定された、外村与左衛門家の家訓『作法記』によると、「本家、上女中在留分、別宅の娘を召仕え申すべきこと、但し、納まり方も別家の内を見立て差配いたすべきこと」(本家では別家の娘を上女中として採用し、上女中を経た娘の嫁ぎ先は他の別家から世話するように)という記述があり、雇用者夫妻がその後の縁を取り持つこともあったとみられる。
江戸中期には江戸の町人階級の経済的発展により、近郊農村出身の女性を雇い入れる地盤が出来上がっていた。下男、下女ともに、請け宿(口入れ屋、他人宿とも)の仲介で、毎年3月4日の「出替りの日」に奉公先に就職した。奉公の条件は三食付き、着衣貸与で年に2両ほどの給金であった。1年契約の年季奉公であったが、働きが真面目であったり主人のお気に入りになったりすると、次の年も引き続いて奉公することがあり、「重年(ちょうねん)」や「居なり」と言った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「女中」の詳細全文を読む

女中 : 部分一致検索
女中 [ じょちゅう ]

===========================
「 女中 」を含む部分一致用語の検索リンク( 6 件 )
ご殿女中
上女中
下女中
女中
女中奉公
御殿女中



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.