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大分ホーバーフェリー : ミニ英和和英辞書
大分ホーバーフェリー[おおいた-]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大分 : [だいぶん, おおいた]
  1. (adv) considerably 2. greatly 3. a lot 
: [ぶん, ふん]
  1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

大分ホーバーフェリー : ウィキペディア日本語版
大分ホーバーフェリー[おおいた-]

大分ホーバーフェリー株式会社(おおいた-)は、かつて大分県大分市及び別府市国東市にある大分空港との間でホバークラフト(同社では製造元の三井造船と同じく「ホーバークラフト」と呼称)による定期航路を運航していた海運会社。ホバークラフトでの乗客輸送を行う日本で最後の企業であった。
== 概要 ==
1971年に、大分空港が大分市内から東国東郡武蔵町安岐町(現国東市)へ移転した際に、大分市・別府市内からのアクセスをより便利にするために開設された。大分空港は国東半島の東端にあるため、大分市からは、陸路では別府湾に沿って大きく迂回する必要があるのに対し、別府湾を横断するホバークラフトは、所要時間を大幅に短縮することができた。大分基地 - 大分空港間の乗船時間は、通常約25分(時刻表上の所要時間は30分)。大分交通の関連会社である。
1988年に、JR宇高航路のホバークラフトが瀬戸大橋開通によって廃止されたため、それ以降は日本で唯一のホバークラフトによる旅客定期航路となった。珍しさもあって、空港利用に関係なく乗船する利用客もいたため、体験乗船、空港見送り・出迎え客向けに格安の往復割引きっぷが発売されていた(片道運賃よりも安かった)。
しかし、その後、大分空港道路の開通及び延伸、大分自動車道の開通、別大国道の6車線への拡幅、日出バイパスの開通等により、県内各地からから空港への陸上交通による移動時間が短縮し、自家用車や連絡バス利用の利便性、優位性が高まった。
この結果、大分ホーバーフェリーは1990年の約43万9,000人をピークに利用客数が低下。加えて、不景気で航空機利用が敬遠され始めたことから、空港利用者自体も減っていき、そのあおりで2008年度は、ホバークラフトの利用客数が約24万9,000人にまで落ち込んだ。会社としても売上高6億2,000万円まで低下。当期純損失9,300万円、繰越損失約3億900万円で、5,000万円の債務超過に陥る。2009年度も、運航を継続した場合、1億円超の赤字(純損失)と2-5億円の債務超過が予想された。
船体の建造元である三井造船は、2016年限りで交換部品の製造・供給を打ち切ることにし、大分ホーバーフェリーに通達した。
これらを受け、大分ホーバーフェリー株式会社は、2009年9月30日に、大分地裁民事再生手続開始を申し立て、同日、保全命令が下りた。負債総額は、2009年8月31日時点で5億7,300万円。
38年間にわたるホバークラフトの運航は、2009年10月31日をもって終了(形式上「休止」だが実質的に廃止)され、その後、4隻あった船体は売却。所有する事務所、乗り場、保守基地の建屋も解体撤去された。その後、2010年10月28日に会社の再生計画認可が決定したが、最終的には2011年に法人解散となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大分ホーバーフェリー」の詳細全文を読む




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