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外適応 : ミニ英和和英辞書
外適応[がいてきおう]
(n) exaptation (biol)
===========================
: [そと, ほか, げ, がい]
 【名詞】 1. other place 2. the rest 
外適応 : [がいてきおう]
 (n) exaptation (biol)
適応 : [てきおう]
  1. (n,vs) adaptation 2. accommodation 3. conformity 
外適応 ( リダイレクト:前適応#外適応 ) : ウィキペディア日本語版
前適応[ぜんてきおう]
前適応(ぜんてきおう preadaptation)とは、生物進化において、ある環境に適応して器官行動などの形質が発達するにあたり、それまで他の機能を持っていた形質が転用されたとき、この転用の過程や転用された元の機能を指す用語である。他に、薬剤耐性に関してやや異なった用法もある。いかなる器官であれごく初期から同じ機能を持っていたとは考えにくく、ほとんどの適応は前適応の時代を経ているだろうと考えられている。
== 一般的用法 ==
前適応はある適応形質が形作られる場合に以前から存在した別の機能を持つ形質が用いられたことを指す。ある適応が現在の機能を持つ前に、それを構成するパーツがあらかじめ(先見的に、のちの機能を予期して)存在したり発達する理由はない。したがってそれ以前には個別のパーツは異なった目的に利用されていたと考えることができる。
これは、複数の器官に同時的な変化が必要だと思われる場合などには、説明として便利である。進化論批判の立場の議論によく見られる主張に、次のようなものがある。
*特定の器官や行動はそれを機能させるのに複数の部分が働かねばならない。それぞれの部分が単独で変化してもその器官は機能せず、かといってそれらが同時に変化することが偶然に起きるとは考えがたい。だから、もし同時に変化したのだとすれば、そのためにはそれらをまとめて計画的に変化させる超自然的存在(など)を考慮しなければならない。
このような主張は一理あるが、これが意味しているのは「現在の全てのパーツが揃っていなかったときには、現在と全く同じように働くことはできなかった」と言うことである。複雑な器官が少しずつ洗練されながら段階的に発達した可能性、初期的な器官が他の用途に用いられてきた可能性がここでは無視されている。後者のような場合、前段階を前適応と呼ぶ。
前適応に対し、現在見られる適応と同じ機能を持ち、それより発達していない前段階は前駆体と呼ぶ。たとえば「原猿類に見られる初期的な文法能力はヒトの言語能力の前駆体である」のように表現する(正確には、原猿類とヒトの共通祖先が持っていたと推測される言語能力が前駆体であり、原猿類はその能力をおおむね元のまま維持していると仮定されている)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「前適応」の詳細全文を読む




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