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売官(ばいかん)とは、官職を売ること。 ==概要== 古代・中世の日本では無官の者を救済する施策として正式な制度として導入されていた。また、世界的には財政が窮乏した際の増収策の一環として官位などが売りに出される例もあった。中国では富豪が朝廷への献金と引き替えに名目的な官位を授かる風習が清代まで見られた(捐納)。多くは員外官であったことから「員外」というのが富豪の敬称として一般的になった。後漢の霊帝の時代には三公などの高官までが売官に出された。崔烈が五百万銭で三公の一つである司徒を買って息子から「世間では銅臭がすると申しております」と言われたのはこの際のことである。 現代では政府の人事において賄賂により官職をあてがう場合に用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「売官」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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