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坐禅和讃 : ミニ英和和英辞書
坐禅和讃[ざぜんわさん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ざ]
  1. (n,vs) sitting down 2. taking a seat 3. being implicated (involved) in (a crime)
坐禅 : [ざぜん]
 (n) (Zen) meditation
: [ぜん]
 【名詞】 1. Zen (Buddhism) 
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 

坐禅和讃 : ウィキペディア日本語版
坐禅和讃[ざぜんわさん]
坐禅和讃(ざぜんわさん)とは、漢文表記であった坐禅の本質・目的を日本語で解説したもので、民衆にも分かりやすく説いたものである。白隠慧鶴(はくいん えかく)が著した。別名白隠禅師坐禅和讃(はくいんぜんじざぜんわさん)。
臨済宗、とくに妙心寺派では、檀信徒向けの『聖典』には必ず掲載されており、仏事のときに良く詠まれ、僧侶と参列者が一緒に唱えることもある。
== 白隠禅師坐禅和讃 全文 ==
※原文書き下し

衆生本来仏なり 水と氷の如くにて
水を離れて氷なく 衆生の外に仏なし
衆生近きを知らずして 遠く求むるはかなさよ
たとえば水の中に居て 渇を叫ぶが如くなり
長者の家の子となりて 貧里に迷うに異ならず
六趣輪廻の因縁は 己が愚痴の闇路なり
闇路に闇路を踏そえて いつか生死を離るべき
夫れ摩訶衍の禅定は 称歎するに余りあり
布施や持戒の諸波羅蜜 念仏懺悔修行等
そのしな多き諸善行 皆この中に帰するなり
一座の功をなす人も 積し無量の罪ほろぶ
悪趣何処にありぬべき 浄土即ち遠からず
かたじけなくもこの法を 一たび耳にふるる時
讃歎随喜する人は 福を得る事限りなし
況や自ら回向して 直に自性を証すれば
自性即ち無性にて 既に戯論を離れたり
因果一如の門ひらけ 無二無三の道直し
無相の相を相として 行くも帰るも余所ならず
無念の念を念として うたうも舞うも法の声
三昧無礙の空ひろく 四智円明の月さえん
この時何をか求むべき 寂滅現前するゆえに
当所即ち蓮華国 この身即ち仏なり 




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「坐禅和讃」の詳細全文を読む




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