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国際化学物質識別子 : ミニ英和和英辞書
国際化学物質識別子[こくさいか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国際 : [こくさい]
 【名詞】 1. international 
国際化 : [こくさいか]
  1. (n,vs) internationalization 2. internationalisation 
: [さい]
  1. (n-adv,n) on the occasion of 2. circumstances 
: [か]
 (suf) action of making something
化学物質 : [かがくぶっしつ]
 【名詞】 1. chemical substances 2. chemicals
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物質 : [ぶっしつ]
 【名詞】 1. material 2. substance 
: [しつ, たち]
 【名詞】 1. quality 2. nature (of person)
識別 : [しきべつ]
  1. (n,vs) discrimination 2. discernment 3. identification 
識別子 : [しきべつし]
 (n) identifier
: [べつ]
  1. (adj-na,n,n-suf) distinction 2. difference 3. different 4. another 5. particular 6. separate 7. extra 8. exception 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

国際化学物質識別子 ( リダイレクト:InChI ) : ウィキペディア日本語版
InChI[こ, ね]

InChI(International Chemical Identifier)は、標準的かつ人間が読める方法で分子情報を提供し、またウェブ上でのデータベースからの情報の検索機能を提供する。元々、2000年から2005年にIUPACNISTによって開発され、フォーマットとアルゴリズムは非営利であり、開発の継続は、IUPACも参画する非営利団体のInChI Trustにより、2010年までサポートされていた。現在の1.04版は、2011年9月にリリースされた。
1.04版の前までは、ソフトウェアはオープンソースGNU Lesser General Public Licenseで無償で入手できたが、現在は、IUPAC-InChI Trust Licenseと呼ばれる固有のライセンスとなっている〔http://www.inchi-trust.org/sites/default/files/inchi-1.04/LICENCE.pdf〕。
==概要==
識別子は、情報のレイヤーとして化学物質を記述する。レイヤーには、原子とその結合、互変異性情報、同位体情報、立体化学、電荷の情報がある。しかし全てのレイヤーが提供される訳ではなく、例えば互変異性のレイヤーは省略されることがある。
広く用いられているCAS登録番号とは、以下の点で異なる。
*自由に使え、非営利である。
*構造情報から計算でき、組織による割当が必要ない。
*ほとんどの情報は、人が読むことができる。
そのため、InChIは、IUPAC命名法を一般化、極端な定式化したものと見なすことができる。単純なSMILES記法よりも多くの情報を表現でき、全ての構造が、データベースの応用に必要な独自のInChI文字列を持つ点が異なっている。原子の3次元配列の情報はInChIでは表せず、この目的のためにはPDB等のフォーマットが用いられる。
InChIアルゴリズムは、入力された構造情報を、正規化(冗長な情報の除去)、標準化(各原子に固有の番号を生成)、整列化(特徴の文字列を付与)の3段階の過程で固有の識別子に変換する。
hashed InChIとも呼ばれるInChIKeyは、25文字の固定長であるが、デジタル表現なので人間には読むことができない。InChIKeyの仕様は、ウェブでの検索を可能にするために、2007年9月にリリースされた。InChIそのものとは異なり、InChIKeyは一意ではなく、非常に稀ではあるが重複が発生する。
2009年1月、InChIソフトウェアの最終の1.02版がリリースされた。これにより、いわゆるstandard InChIの生成が可能となった。standard InChIは、InChI文字列と、異なったグループによって生成されたキーの比較を容易にし、データベースやウェブ資源等の広範な情報源からのアクセスを可能にした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「InChI」の詳細全文を読む




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