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古ブルトン語 : ミニ英和和英辞書
古ブルトン語[ふる]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

古ブルトン語 : ウィキペディア日本語版
古ブルトン語[ふる]
古ブルトン語 (:vieux breton ; 現代ブルトン語:henvrezhoneg) とは,11 世紀以前にアルモリカで話されていたブリソン語の現在の名称である.これに中期ブルトン語および現代ブルトン語が続く.
古ブルトン語とみなされる最古の文献は通常,8 世紀末ないし 9 世紀に比定されるライデン写本である.
== 碑文 ==

=== ロマレクの碑文 ===
古ブルトン語での最古の転写は,オーレ近郊のクラハのコミューンにあるロマレクの村近くの小教会の棺の内部から見つかっている:« ''irha ema in ri'' », 現代ブルトン語では « ''amañ emañ ar roue'' ». フランス語 ''roi'' (昔は roué と発音された) の借用語である ''roue'' は,ゲール語およびガリア語 ''rix''「王」の同族語である本来のブルトン語 ''ri'' にとってかわった.この文全体の意味は「ここに王は眠る ''Ici repose le roi''」となろう.
しかしながら,より言語学的にもっともらしいべつの分析ではブルトン語 ''irha'' をウェールズ語 ''yrha ''と比較しており,この意味は「縮む」ないし「弱まる」である.したがってこの碑文の訳は「王は縮む/弱まる (最中である) ''Est (en train de) raccourcir/diminuer le Roi''」となろう.おそらくより詩的な言い回しで,同じことを言わんとする定形表現であろう.
この碑文はワロフ王 (Waroc'h, 550 年ころ没) の世紀に比定されるため,この王が埋葬されたのだと考える者もいる.この説の根拠の要諦は以下である:
* オーレ (Auray) の語源.一説によればその意味は「王宮」(ラテン語 ''aula regia'' より) である;べつの説ではブルトン語の人名 ''erle'' または ''arle'' という.
* オーレの成立時期:モット・アンド・ベーリーがこの地に 5 世紀までに存在したことになる.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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