翻訳と辞書
Words near each other
・ 反国家団体
・ 反圧ブレーキ
・ 反圧ブレーキ (空気)
・ 反圧ブレーキ (蒸気)
・ 反地球
・ 反地球温暖化協会 (タイ)
・ 反基礎付け主義
・ 反変
・ 反変ベクトル
・ 反変ベクトルと共変ベクトル
反変函手
・ 反変性
・ 反変関手
・ 反天皇
・ 反天皇制
・ 反天皇制全国個人共闘・秋の嵐
・ 反天皇制運動
・ 反天皇制運動連絡会
・ 反天皇制闘争
・ 反天連


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

反変函手 : ミニ英和和英辞書
反変函手[はんぺん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はん, たん]
  1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism 
反変 : [はんぺん]
 (n) (gen) (math) contravariant
: [へん]
  1. (adj-na,n) change 2. incident 3. disturbance 4. strange 5. flat (music) 6. odd 7. peculiar 8. suspicious-looking 9. queer 10. eccentric 1 1. funny 1
: [て]
 【名詞】 1. hand 

反変函手 ( リダイレクト:関手 ) : ウィキペディア日本語版
関手[かんしゅ]

関手(かんしゅ、)とは、圏論におけるから圏への対応でその構造と両立するようなものである。関手によって一つの数学体系から別の体系への組織的な対応が定式化される。関手は「圏の圏」におけると考えることもできる。
関手の概念の萌芽はエヴァリスト・ガロアによるを用いた代数方程式の研究に見ることができる。20世紀はじめのエミー・ネーターらによる加群の研究において拡大加群などさまざまな関手的構成が蓄積された。20世紀半ばの代数的位相幾何学において実際に関手が定義され、図形から様々な「自然な」代数的構造を取り出す操作を定式化するために利用された。ここでは(基本群のような)代数的対象が位相空間から導かれ、位相空間の間の連続写像は基本群の間の代数的準同型を導いている。その後アレクサンドル・グロタンディークらによる代数幾何学の変革の中でさまざまな数学的対象の関手による定式化が徹底的に追求された。
==定義==

=== 共変関手 ===
''C'' および ''D'' を圏とする。''C'' から ''D'' への関手、特に共変関手(きょうへんかんしゅ、)''F'' とは以下の性質を満たす対応をいう。
* ''C'' の各対象(object)''X'' を ''D'' の各対象 ''F''(''X'') に対応させる
* ''C'' における射(morphism) ''f'' : ''X'' → ''Y'' を ''D'' における射 ''F''(''f'') : ''F''(''X'') → ''F''(''Y'') に対応させ、以下の性質を満たす
 * 各対象 ''X'' ∈ ''C'' に対して ''F''(id''X'') = id''F''(''X'')
 * 任意の射 ''f'': ''X'' → ''Y'' および ''g'': ''Y'' → ''Z'' に対して ''F''(''g'' ○ ''f'') = ''F''(''g'') ○ ''F''(''f'')
すなわち、関手に対して恒等射および射の合成を保存することが要請される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「関手」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Functor 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.