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劉先 : ミニ英和和英辞書
劉先[りゅう せん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [りゅう]
 【名詞】 1. axe 2. kill 
: [せん]
  1. (n,adj-no) the future 2. priority 3. precedence 4. former 5. previous 6. old 7. late

劉先 : ウィキペディア日本語版
劉先[りゅう せん]

劉 先(りゅう せん、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の政治家。荊州零陵郡の人。字は始宗。甥に周不疑がいる。

== 正史の事跡 ==

劉表配下。博学、強記での学を好み、漢代の故実に通じていた。
劉表の軍師蒯越">、従事中郎の韓嵩と共に、曹操への降伏を劉表に早くから説いていた。建安13年(208年)、曹操が荊州を支配すると、劉先も招聘された。劉先は漢王朝健在時に尚書に任命され、が建国されると尚書令に任命されている。
以上の事跡のみからでは、劉先は単なる降伏主義者でしか無いように見えるが、『零陵先賢伝』によれば、彼の真価を物語る以下のような逸話もある。
劉表配下であったとき、劉先は劉表の使者として曹操と会見する機会があった。「劉表殿は(献帝のいる許に来ず)どうして郊外で天を祀られたのか」と曹操が問うと、「凶悪な者どもに道を阻まれているからです」と劉先は答えた。「凶悪な者どもとは何か」と曹操が問うと、「眼に映るものが全てそうです」と劉先は平然と答えた。「私には大軍がある。服従しないものなどない」と曹操がさらに答えると、「軍事力に頼り残忍な行為をする者は、現代の蚩尤智伯でしかありません」と劉先は非難した。
曹操は不機嫌に黙り込んだが、劉先を武陵太守に任命した。その後の劉先の出世は、むしろ曹操の度量を物語る逸話となっている。またこの逸話は、結末こそ全く異なるが、『演義』において、劉璋配下の張松と曹操が対面した際の逸話の元の1つである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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