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公認会計士 : ミニ英和和英辞書
公認会計士[こうにんかいけいし]
【名詞】 1. certified public accountant 
===========================
: [こう]
  1. (n,suf) prince 2. lord 3. duke 4. public 5. daimyo 6. companion 7. subordinate
公認 : [こうにん]
  1. (n,vs) official recognition 2. authorization 3. authorisation 4. licence 5. license 6. accreditation 
公認会計士 : [こうにんかいけいし]
 【名詞】 1. certified public accountant 
: [かい]
  1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club 
会計 : [かいけい]
 【名詞】 1. account 2. finance 3. accountant 4. treasurer 5. paymaster 6. reckoning 7. bill 
会計士 : [かいけいし]
 (n) (certified public) accountant
: [けい]
  1. (n,n-suf) plan 
公認会計士 : ウィキペディア日本語版
公認会計士[こうにんかいけいし]

公認会計士(こうにんかいけいし、英:Certified Public Accountant、略称:CPA)とは、会計の専門家である。各国の制度によってその業務の範囲と比重は異なるが、共通して会計監査 (財務諸表監査)を独占業務としている。そのほかに経理業務やコンサルティング業務、税務業務〔日本においては税務業務は税理士の独占業務だが、日本の公認会計士は税理士登録を行うことができる。〕も行う。
公認会計士の主な業務である財務諸表監査は、財務情報が適正に表示されているかどうかについて、独立した立場から意見を表明するものである。これは、上場会社などの社会的に影響力の大きい会社に義務付けられている。その意義は、虚偽の財務情報によって投資者や債権者などの利害関係者が損害を被ることを防ぐことにある。財務諸表監査が行われないとすると、証券市場を投資家が信認することができなくなり、経済の活性化が阻害される。その意味で財務諸表監査は経済の発展に資しており、公認会計士制度は重要な経済インフラであると言える〔例えば、日本の公認会計士法1条は公認会計士の使命を次のように説明している。
「公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、 会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。」 〕。
財務諸表監査を行う公認会計士は比較的大規模な会計事務所(4大会計事務所4大監査法人など)に所属して活動する。また最近では会計に関する助言、立案および経営戦略の提案などのコンサルティング業務が公認会計士の業務として重要になってきている。最高財務責任者や最高経営責任者などの経営者の職に就くものもいる〔例えば、スクウェア・エニックス・ホールディングスの代表取締役である松田洋祐は、アクタス監査法人で公認会計士として勤務した後に、スクウェア・エニックス社執行役員経理財務部長に就任している。〕。
日本の公認会計士制度については公認会計士 (日本)を参照。
== 起源 ==

公認会計士制度を完成させたのはイギリスである。以前の簿記は基本的に現金主義であくまで現金や債務債権および在庫の記録のみに終始した。ところが産業革命に伴う資本投資および在庫の拡大、さらには金融業の発達に伴う貸借の複雑化などから発生主義会計が重視されるようになり、減価償却などそれまでの簿記に含まれていなかった概念が登場し、会計処理の需要が急増した。当初は専門職として成立していなかったが、19世紀に至ると会計士が専門の組合「会計士協会」を形成する。1853年にスコットランドエディンバラで成立したエディンバラ会計士協会は1854年10月23日に国王より勅許(Royal Charter)を受け、ここに世界最初の公認会計士が誕生した。
さらに、株式会社が資本主義において重要な位置を占めるようになると、会社の経営陣と所有者(株主)の分離がおこり、企業の株(および債券)が有価証券として市場で取引されるようになる。結果としてこれまでは内部資料に過ぎなかった企業の会計資料がこれらの有価証券の公正な価格の基準として公共性を帯びるようになる。前述のエディンバラ会計士協会の会員であるウィリアム・クィルター(William Quilter, 1808年 - 1888年)は、株主が監査を行うことを不適当であるとし、「監査の独立性」を強く主張する。その後、イギリスでは株式市場に上場する企業の財務諸表に関する適正性を証明する監査業務に関しては公認会計士に独占的業務権が法的に与えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「公認会計士」の詳細全文を読む




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