翻訳と辞書
Words near each other
・ 債権管理法
・ 債権総則
・ 債権総論
・ 債権者
・ 債権者の交替による更改
・ 債権者主義
・ 債権者代位権
・ 債権者保護手続
・ 債権者取消権
・ 債権者遅滞
債権譲渡
・ 債権譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律
・ 債権譲渡登記
・ 債権譲渡登記制度
・ 債鬼
・ 傶
・ 傷
・ 傷 (エンジェルのエピソード)
・ 傷 -KIZ/KIDS-
・ 傷々しい


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

債権譲渡 : ミニ英和和英辞書
債権譲渡[さいけんじょうと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さい]
  1. (n,n-suf) debt 2. loan 
債権 : [さいけん]
 【名詞】 1. credit 2. claim 
: [けん, ごん]
  1. (n,n-suf) authority 2. the right (to do something) 
譲渡 : [じょうと]
  1. (n,vs) transfer 2. assignment 3. conveyance 

債権譲渡 : ウィキペディア日本語版
債権譲渡[さいけんじょうと]

債権譲渡(さいけんじょうと)とは、債権譲渡、すなわち、債権をその同一性を変えずに債権者の意思によって他人に移転させる ( durchgehen ) ことをいう。債権がいったん消滅せずに同一性を維持する点において、更改とは区別される。
== 概要 ==
歴史上、債権債務関係は債権者と債務者の間を結ぶ法鎖であり、債権者が債権を譲渡するということは認められていなかった(したがって更改によって債権者を変更するという手法が生み出された。)。
しかしながら、債権の実現を確実なものにするための法制度が整備され、債権それ自体が独立の財産的価値を有するものと認められるようになったことに伴い、債権を譲渡する社会的経済的必要性が生じ、これに応じて債権の譲渡が認められるようになった。
所有権等の物権と違って、わざわざ条文で自由譲渡の原則(466条1項本文)を宣言している理由はここにある。
債権譲渡の発生原因としては売買贈与代物弁済譲渡担保信託などがある。
債権譲渡自体は債権の帰属を変動させることを直接の目的とする法律行為であり、かかる譲渡を目的とする債権債務の発生を直接の目的とする売買等の債権契約とは観念的に区別される。物権契約に類似しているので準物権契約といわれる。
債権契約と準物権契約である債権譲渡の関係については、債権契約と物権契約(例えば所有権譲渡契約)の関係と同じような関係にある。すなわち、準物権行為の独自性の肯否や、債権の移転時期について、債権契約と物権契約の関係と同様に扱われる。
民法は、第3編第1章第4節「債権の譲渡」(第466条 - 第473条)において規定する。債権譲渡がされると、譲渡人(旧債権者、Zedent)は債権者の地位を失い、譲受人(新債権者、Zessionar)が新たな債権者となる。更改とは、債権の同一性を失わない点で異なる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「債権譲渡」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.