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体感治安 : ミニ英和和英辞書
体感治安[たいかんちあん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

体感 : [たいかん]
  1. (n,vs) bodily sensation 
: [かん]
 【名詞】 1. feeling 2. sensation 3. emotion 4. admiration 5. impression
治安 : [ちあん]
 【名詞】 1. public order 

体感治安 : ウィキペディア日本語版
体感治安[たいかんちあん]
体感治安(たいかんちあん)とは、人々が感覚的・主観的に感じている治安の情勢をいう。
定量的に統計上の客観的な数字(犯罪認知件数や検挙率など)で表される治安である「指数治安」とは異なる。
== 概説 ==
1990年代後半に使われ出した造語である。時の警察庁長官國松孝次らが口癖のように語っており、オウム真理教が起こした松本サリン事件地下鉄サリン事件や、神戸連続児童殺傷事件などの重大事件発生、猟奇的事件、特別指名手配容疑者逮捕で「安全神話の崩壊」、「これは警察、国の責任」などとマスコミが喧伝、過剰報道した時期にも用いられてきた〔例えば、日本テレビ系列の報道番組『ザ・ワイド』に出演していたコメンテーターの有田芳生(のち参議院議員)は、何か凶悪事件が起こるたびに「体感治安」(が悪化している)という単語を使用してコメントしていた。〕。
2000年(平成12年)の日本における10万人あたりの故意殺人事件の発生率は0.5で、71国の中では低い順に3位である〔国連薬物犯罪事務所の犯罪と刑事司法に関する第7次調査(1998年(平成10年)~2000年(平成12年))〕(詳細は日本の犯罪と治安#世界の諸国との犯罪発生率の比較‎を参照のこと)。また、リーマンショック後の近年は、犯罪件数はむしろ減少傾向にあるとされる。にもかかわらず、いくつかの調査は犯罪が急増しているとの印象を持つ国民が少なくないことを示唆している(後述)。このように、人々が治安状況に対して感じる印象は統計が示唆するものと必ずしも合致するとは限らない。ジャーナリストの池上彰によれば、実際には昭和30年代(1955年~1965年)の方が犯罪の認知件数・検挙率共に高かった事が確認されている。特に、凶悪犯罪(殺人)については、昭和30年代は現在と比べて認知件数が約2倍だった。
犯罪対策閣僚会議が2003年(平成15年)9月26日に策定した「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」(以下、政府の行動計画)においても、現下の状況を序文『「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」策定に当たって』で、「体感治安」という言葉で表現している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「体感治安」の詳細全文を読む




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