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三菱・グランディス : ミニ英和和英辞書
三菱・グランディス[みつびしぐらんでぃす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三菱 : [みつびし]
 (n) Mitsubishi (company)
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

三菱・グランディス : ウィキペディア日本語版
三菱・グランディス[みつびしぐらんでぃす]

グランディス(''GRANDIS'')は三菱自動車工業が生産・販売していた乗用型ミニバンである。
2003年5月のデビューであるが、元となったシャリオシリーズから数えると4代目にあたる。
日本国内向けは2009年3月で生産終了。
== 概要 ==
シャリオグランディスの後継車として登場。エクステリアやインテリアなどには日本独特のをイメージさせる曲線が多く用いられた。イメージカラーは藤の花をイメージしたミディアムパープルメタリックであった。デザイン開発の総指揮にはマイバッハスバル2代目レガシィのデザイン開発に携わった同社のデザイン本部長(当時)であるオリビエ・ブーレイOlivier Boulay)が参加した。なお、この車の一部はコルトおよび6代目ランサー(中期型)のデザインのモチーフとなっていた。パワートレーンはシャリオグランディスと排気量は変わらないものの、同時期の三菱車に搭載されていたGDIエンジン(4G64型、DOHC)ではなく、新開発のMIVECエンジン(4G69型、SOHC)が搭載され、4WD車はインパネのセレクタスイッチで「2WDモード(燃費に優れた前輪駆動モード(ただし発進時のみ4WD制御となる))」/「4WDモード(路面状況や走行条件に合わせて適切に前後輪の駆動力を配分する)」/「LOCKモード(悪路走行時や万一のスタック時など低速での走破性に優れた4輪駆動センターデフロック)」の切り替えを可能とした、シャリオグランディスの走破性を踏襲しつつ、軽量・コンパクトかつ低燃費を両立させる「マルチセレクト4WD」を採用した。装備としては、3列目座席における床下収納機能が左右独立化され、自動車で初となるタバコ臭などのニオイを吸着・分解する消臭加工をインテリア天井材に採用(「安心素材インテリア」として全グレード標準装備)。メーカーオプションではグレードを問わず、エクステリアスタイルやインテリアスタイル及び基調色、乗車定員などを自由に選択できる、コルトで先行採用された「カスタマーフリーチョイス」が設定された。環境技術については排気ガスにおいて、国産車で3列シートを有する乗用車型3ナンバーミニバンとしては初めて超-低排出ガス(平成12年基準排出ガス75%削減)認定車種となった。
2003年に発表された、ダイムラー・クライスラーと共同開発した燃料電池自動車はグランディスがベースだった。F-Cellの技術を取り入れ、バラード・パワー・システムズ製燃料電池と最高出力65kWのモーターを搭載した。しかし車両重量が2トンに及び、また水素ボンベの関係でサードシートをなくし乗車定員は5人に減少。経済産業省主導の水素燃料電池実証プロジェクト(JHFC)にも参加したが後に撤退した。
発売当初、月間3,000台の販売台数を計画。広告ではデザインの美しさを前面にアピールしたものの、期待したほど受け入れられず、販売につながらなかった。好みが分かれるスタイリングや、競合車種の登場、そして翌2004年の三菱ふそうリコール隠し問題も追い打ちをかけ、厳しい販売状況となってしまった。日本向けの生産を終了する2009年春ごろには日本でのステーションワゴン型Lクラスミニバン市場自体が萎んでおり、月販わずか30数台という惨憺たる状況であった。しかし、逆に個性的な外観が海外市場では受け入れられ欧州タイでは権威ある賞を受賞するなど海外では根強い人気を持つ。また、ベストモータリングのミニバンでサーキットを走る企画ではオデッセイとは僅差で優勝した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三菱・グランディス」の詳細全文を読む




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