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三嶺(みうね/さんれい)は、高知県と徳島県にまたがる山である。標高1,894メートル〔GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。旧版での標高は1,893m。〕で、高知県の最高峰である。日本二百名山および四国百名山に選定されている。 == 概要 == 三嶺は四国山地の東の一角にあり、高知県を流れる物部川水系のひとつ、上韮生(かみにろう)川の源流である。高知県側の山腹には、豊かな原生林と希少な草花の自生地が残されていたが、ニホンジカによる食害により希少植物が消滅し、標高の高い尾根筋では針葉樹の多くが被害を受けている。 山頂部は高知県と徳島県で二分していて、山頂には二等三角点「三嶺」が設置されていている〔国土地理院 基準点成果等閲覧サービス 〕。剣山国定公園の西端にあり、1994年(平成6年)9月に三嶺から西熊山、天狗塚(1,812m)に至る山稜部一帯は「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」として天然記念物に指定された。 、1975年(昭和50年)に高知市で「三嶺を守る会」が結成された。この団体では結成した翌年の1976年(昭和51年)以来、毎年欠かすことなく清掃登山に取り組んでいる。2007年(平成19年)8月には「三嶺の森を守るみんなの会」が結成され、ニホンジカの食害から植物を守るために保護ネットを設置する運動などを行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三嶺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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