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一夕会 : ミニ英和和英辞書
一夕会[いっせきかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いち]
  1. (num) one 
一夕 : [いっせき]
  1. (n-adv,n-t) one evening 2. some evenings
: [ゆうべ, ゆう]
 (n) evening
: [かい]
  1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club 

一夕会 : ウィキペディア日本語版
一夕会[いっせきかい]
一夕会(いっせきかい)は、1929年(昭和4年)5月19日日本陸軍内に発足した〔会の中心人物である岡村寧次の日記より。会員の一人である土橋勇逸が記した『軍服生活四十年の想出』には、一夕会は1927年(昭和2年)11月3日に発足し、会の名付け親は土橋勇逸で、概ね毎月一回開催することにし、常任幹事を清水規矩、土橋勇逸、武藤章にした、とある。〕、佐官級の幕僚将校らによる会合。陸軍士官学校14期生から25期生を中心に組織された。
== 概略 ==
一夕会は二葉会1921年(大正12年)のバーデン=バーデンの密約のメンバーである永田、小畑、岡村とその後参加した東條、河本、板垣らを中心に、陸軍士官学校15期から18期の卒業生のエリートが中心に結成された会。名称は、1927年(昭和2年)から定期的に会合を持つようになった場であるフランス料理店二葉亭に由来するという(大江志乃夫『張作霖爆殺』33-35頁)。〕と木曜会のメンバーが合同してできたものとされる。その2つの会合が統合したというわけではなく、木曜会の会合に二葉会の永田鉄山東條英機が顔を出すようになったのを契機として、それらの会は継続されたまま、新たに一夕会という会合が持たれたという方が近い。実際、一夕会成立後も二葉会や木曜会の会合は見られる。永田鉄山、小畑敏四郎岡村寧次が主導し、永田が中心的存在であったとされている。
二葉会メンバーの方が年齢も地位も高く、木曜会の鈴木貞一がこれらの勢力を取り込み軍内での勢力拡大を企図したことや、永田が地道な研究活動により改革を実現するよりも、自身や自身を含む勢力が権力を持つことによって目標を達成していく志向を持ったことなどが、一夕会成立の要因とされる。
一夕会には多くの陸軍高級エリートが所属していたが、優等卒業者は多く参加していたものの首席卒業者は鈴木率道のみであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一夕会」の詳細全文を読む




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