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ヴェーダ聖典 : ミニ英和和英辞書
ヴェーダ聖典[のり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ひじり, せい]
  1. (pref) saint 2. st.
聖典 : [せいてん]
 (n) scriptures
: [のり]
 【名詞】 1. rule 2. law

ヴェーダ聖典 ( リダイレクト:ヴェーダ ) : ウィキペディア日本語版
ヴェーダ[のり]

ヴェーダ(、Veda)とは、紀元前1000年頃から紀元前500年頃にかけてインドで編纂された一連の宗教文書の総称。「ヴェーダ」とは、元々「知識」の意である。
バラモン教の聖典で、バラモン教を起源として後世成立したいわゆるヴェーダの宗教群にも多大な影響を与えている。長い時間をかけて口述や議論を受けて来たものが後世になって書き留められ、記録されたものである。
「ヴェーダ詠唱の伝統」は、ユネスコ無形文化遺産保護条約の発効以前の2003年に「傑作の宣言」がなされ、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に掲載され、無形文化遺産に登録されることが事実上確定していたが、2009年9月の第1回登録で正式に登録された。
== ヴェーダの分類 ==
広義でのヴェーダは、分野として以下の4部に分類される。
;サンヒター(本集)
:中心的な部分で、マントラ(讃歌、歌詞、祭詞、呪詞)により構成される。
;ブラーフマナ(祭儀書、梵書)
:紀元前800年頃を中心に成立。散文形式で書かれている。祭式の手順や神学的意味を説明。
;アーラニヤカ(森林書)
:人里離れた森林で語られる秘技。祭式の説明と哲学的な説明。内容としてブラーフマナとウパニシャッドの中間的な位置。最新層は最古のウパニシャッドの散文につながる。
;ウパニシャッド(奥義書)
:哲学的な部分。インド哲学の源流でもある。紀元前500年頃を中心に成立。1つのヴェーダに複数のウパニシャッドが含まれ、それぞれに名前が付いている。他にヴェーダに含まれていないウパニシャッドも存在する。ヴェーダーンタとも呼ばれるが、これは「ヴェーダの最後」の意味。古典サンスクリット語に近い。
 
 更に、各々4部門が祭官毎にリグ・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダなどに分かれる。都合4X4の16種類となるが、実際には各ヴェーダは更に多くの部分に分かれ、それぞれに名称がついている。ヴェーダは一大叢書ともいうべきものである。参考文献に挙げてある辻直四郎「インド文明の曙」巻末には、横軸に各ヴェーダ毎、縦軸に分野毎に一覧表とし、現存するヴェーダ著作の全てを表に並べた資料が添付されており、非常に便利である。ヴェーダ文献全体が膨大なものだということが一目で看取できるようになっている。現存ヴェーダ著作だけでもかなりの多さになるが、古代に失われた多くの学派の文献をあわせると更に膨大なものになると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴェーダ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vedas 」があります。




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