翻訳と辞書
Words near each other
・ ヴィニョーレ・ボルベーラ
・ ヴィニョーロ
・ ヴィニル
・ ヴィニロン
・ ヴィニ・ポンシア
・ ヴィニ・ライリー
・ ヴィニー
・ ヴィニール
・ ヴィニーロー
・ ヴィニー・アピス
ヴィニー・カリウタ
・ ヴィニー・ゴリア
・ ヴィニー・サムウェイズ
・ ヴィニー・ジョーンズ
・ ヴィニー・チューク
・ ヴィニー・デル・ネグロ
・ ヴィニー・ポンシア
・ ヴィニー・ポール
・ ヴィニー・マガリャエス
・ ヴィニー・マース


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヴィニー・カリウタ : ミニ英和和英辞書
ヴィニー・カリウタ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヴィニー・カリウタ : ウィキペディア日本語版
ヴィニー・カリウタ[ちょうおん]

ヴィニー・カリウタ(Vinnie Colaiuta 、1956年2月5日 - )は、イタリア系アメリカ人ドラマー。本名はヴィンセント・カリウタ(Vincent Colaiuta)。ロサンゼルスを拠点に活動中。
ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において14位。
== 来歴 ==
ペンシルベニア州ブラウンズビル出身。子供のころからドラムセットで遊び、14歳の時に両親からフルセットを贈られ、本格的にドラマーを目指す道を歩み始めた。
ボストンバークリー音楽院で1年間学ぶ。この時代、当時ビッグバンドに所属していたドラマーのスティーヴ・スミスと出会っている。ヴィニーとスティーヴはゲーリー・チェイフィーの講義を懸命に受けたり、シンバルの叩法について夜遅くまで語り合うなど、熱心な学生だった。卒業後は住まいをロサンゼルスに移し、ラウンジのバンドなどで演奏しながら糧を得つつ経験を積んだ。1978年22歳の時にフランク・ザッパのオーデションを受け、その演奏の困難さでは悪名高い課題曲「''The Black Page''」を見事に演奏し合格した。かくしてヴィニーはメイン・ドラマーとしてザッパの公演やスタジオ録音での有力メンバーとなった。この時代、彼はザッパのアルバム3枚でドラムを叩いているが、どれもが驚くべき内容だと多くのドラマーが認め、特に『''Joe's Garage''』のそれは1993年の「''Modern Drummer''」誌においてドラム演奏ベスト25に選出される程のものだった。しかもフランクは、後年の自伝において、ヴィニーのプレイをバンド歴代ドラマーで最高のものと評価している。
フランク・ザッパの元から独立してからは、著名なロックやポップスのミュージシャンとの数多い仕事をこなす。例えば、ジノ・ヴァネリジョニ・ミッチェルバーブラ・ストライサンド、サンディ&ジュニアやチャカ・カーンなどから果てはメガデスまで、そのリストは多彩である。一方でジャズ界でも八面六臂の活躍を見せ、チック・コリアジミー・ハスリップクインシー・ジョーンズバディ・リッチのビッグ・バンドやビューエル・ナイトリンガーらとも共演している。2005年には、ポール・アンカのヒット・アルバム『''Rock Swings''』にも参加している。
1990年ヴィニーはスティングの募集に応じ、『ソウル・ケージ』発表後のライブ・ツアーに参加する。スティングのバンド加入はその後7年間に及び、レコーディングにはそれ以上の期間加わった。1996年にはスティングに帯同する形で''English Jam''で演奏し、その模様はジョン・マクラフリンのアルバム『''The Promise''』に収められている。2003年、スティングの新作アルバム『''Sacred Love''』のセッションに参加した縁で同アルバムのプロモーションライブに出演したが、ワールド・ツアーへの誘いは断っている。
1994年には、自身の名を冠したソロ・アルバムを制作した。しかしながら、セッション・ミュージシャンとしての要請が相変わらず多く、また映画音楽の制作やテレビ、ラジオなどの音楽担当を数え切れず任されていることもあって、それ以後は発表されていない。
ヴィニーは、「''Modern Drummer magazine''」誌の読者投票で選出されるドラマー・オブ・ザ・イヤーに通算18度選ばれ、うち10回はBest Overallカテゴリーでの受賞を含んでいる。1996年には、現代ドラム奏者の殿堂入りし、今を生きる最も重要なドラマーと評された。
直近のヴィニーは、フェイス・ヒルのレコーディングやツアーへの参加、ジェフ・ベックの公演でバックを務める傍ら、数多いミュージシャンのセッションなど、相変わらず多忙なスケジュールをこなしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴィニー・カリウタ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.