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ヴ : ウィキペディア日本語版


(う゛)は、母音 /u/(または)を示す文字「」、「」に濁点を付した文字である。通常では子音であり、母音「う」に濁点を付けた文字。
日本語に本来存在しない子音である有声唇歯摩擦音 の音を仮名で表すために用いられる。外来語は原則としてカタカナによって表記されるため、一般には「ヴ」を用いる。
ひらがなの「う」に濁点が付いた字は、JIS X 0213 において、かな漢字変換で平仮名入力する際に、対応する平仮名による表示が可能になるように採録された。
固有名詞等では「ゔ(う゛)」という表記も使用される場合もある。漫画などに見られる「ゔ(う゛)」については濁音を参照。
== 歴史 ==
v音を表すのに「ヴ」を用いるのは、福澤諭吉の発案(『福澤全集緒言』の証言による。なお「ワ゛」も同様)である〔原文:〕。1860年(万延元年)出版の『増訂華英通語』に用例が見える〔例文:〕。
かつてはワ行のに濁点を付して 音を表現すること(ワ゛ヰ゛ヱ゛ヲ゛)も行われたが、一般的にはならなかった。
1954年(昭和29年)の国語審議会報告で、 音はなるべく「バ行」をもって表記するよう推奨されていたが、1991年(平成3年)2月7日に国語審議会が答申した「外来語の表記」では原語になるべく近く書き表そうとする場合に 音を「ヴ」によって表記することを容認し、同年6月28日公布の内閣告示二号により、国語表記のよりどころとなった。なお、同日に文部省が出した「学校教育における外来語の取扱いについて」では、小学校においては教育的配慮から「ヴ」の表記は避けることとし、中学校において一般的には「バ行」で表記されるが必要のある場合は「ヴ」で表記されることを教え、双方の読み書きができるようにする旨の指針が打ち出されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴ」の詳細全文を読む




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