翻訳と辞書
Words near each other
・ ロンドン (ジーザス・ジョーンズのアルバム)
・ ロンドン (戦列艦・2代)
・ ロンドン (戦艦)
・ ロンドン (曖昧さ回避)
・ ロンドン (欧州議会選挙区)
・ ロンドン (重巡洋艦)
・ ロンドン-ガトウィック空港
・ ロンドン4国条約
・ ロンドン9か国会議
・ ロンドンA to Z
ロンドンSS
・ ロンドンのクジラ
・ ロンドンのバッハ
・ ロンドンの交通
・ ロンドンの侵入の深さ
・ ロンドンの侵入長
・ ロンドンの放蕩者
・ ロンドンの方程式
・ ロンドンの気候
・ ロンドンの煙


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ロンドンSS : ミニ英和和英辞書
ロンドンSS[ろんどんえすえす]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ロンド : [ろんど]
 (n) rondo, (n) rondo

ロンドンSS : ウィキペディア日本語版
ロンドンSS[ろんどんえすえす]

ロンドンSSはイギリスの初期パンク・ロックバンド1975年ギターミック・ジョーンズベースのトニー・ジェイムスにより結成された。
バンドの短い歴史のほとんどは、メンバーのオーディションに費やされた。ジョーンズとジェイムス以外には、ギタリストのブライアン・ジェイムス(トニーとの血縁関係は無い)が半固定のメンバーとしていたのみである。他に、「ザ・ハリウッド・ブラッツ」のメンバーで後にボーイズを結成したマット・デンジャーフィールドとカジノ・スティールともプレイした。
多くの著名ミュージシャンがバンドのオーディションを受けたが、合格しなかった。この中には後のザ・クラッシュのメンバー、ポール・シムノンテリー・チャイムズもいる。もう一人のクラッシュ・メンバー、トッパー・ヒードンは、バンド参加の要請を断っている。後のザ・ダムドのドラマー、ラット・スケイビーズは当時すでに自らのプロトパンク・バンドを持っていたが、ロンドンSSでもプレイしている。ローランド・ホットもドラマーとして参加している。パンク詩人のパトリック・フィッツジェラルドもオーディションを希望した。
バンドが録音したのはジェイムス、ジョーンズ、(ブライアン)ジェイムス、ホットによるデモのみである。音楽的には、ストレートなロックンロール1960年代リズム・アンド・ブルースのカヴァーを演奏していたが、メンバーはバンドの音楽にお粗末さを感じていた。
1976年にホットが追い出されると、ブライアン・ジェイムスとスケイビーズはそれぞれザ・サブテラニアンズ、後にザ・ダムドを結成するために去った。もう一人のジェイムスもビリー・アイドル他二人と、後にジェネレーションXとなるチェルシーを結成した。ジョーンズ、シムノン、チャイムズはジョー・ストラマーと組み、ザ・クラッシュを結成する。後にチャイムズはヒードンに取って代わられたが、さらに再び入れ替わっている。結局、ロンドンSSはバンド自身のキャリアよりも、個々のバンドメンバーの後の活躍により有名になった。
バンド名の『SS』がナチ戦争犯罪に関係の深い親衛隊を想起させるため、ある方面の不安を引き起こした。この事は、後にクラッシュがイギリスの最も左翼的バンドになったときジョーンズにつきまとった。しかし他のロンドンSS出身メンバーは、当時の彼らの貧困に触れ、「社会保障 (Social Security)」説を表明した。他説では、これはファシスト政治への支持ではなく、この言葉の持つ多様性や衝撃度を狙ったものだとされている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロンドンSS」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.