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ロバート・コンクエスト : ミニ英和和英辞書
ロバート・コンクエスト[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロバート・コンクエスト : ウィキペディア日本語版
ロバート・コンクエスト[ちょうおん]

ロバート・コンクエスト(Robert Conquest, 1917年7月15日 ‐ )は、イギリス歴史学者。専門はソ連史。また詩人・作家としても活躍。同時にイギリス政府当局の反共工作活動に従事していた経験もある。
== 人物・来歴 ==
ウスターシャー生まれ。ウィンチェスター・カレッジ、グルノーブル大学でそれぞれ学士、修士課程を修了。1937年からオックスフォード大学モードリン・カレッジに移るが、同地でイギリス共産党に入党した。同校からソ連史で博士号の学位を取得する。
第二次世界大戦開戦後、陸軍に入隊し、1944年から1948年まで連絡将校としてブルガリアに滞在。同地で台頭する共産主義に幻滅したとされる。なお二度目の妻となるタチアーナ(Tatiana)とは同地で出会い、イギリスへの亡命を手助けする。ロンドンへ帰国後、最初の妻と分かれたのち彼女と結婚。しかしタチアーナが統合失調症を罹患したのちに離婚した。
帰国後、外務省情報調査部(Information Research Department)に勤務。この組織はイギリスにおける共産主義の浸透阻止と、反共主義の普及浸透を目的としており、その具体的な活動内容は反共的なジャーナリスト、労働組合、その他組織の育成だったとされる("Death of the department that never was" in ''The Guardian'', January 27, 1978 )。
1956年にこの組織を退職した後、フリーランスの歴史家として著述活動に入る。ソ連史研究者としては『スターリンの恐怖政治』に代表される、1930年代にスターリンが展開した「大粛清」の研究で知られた。またこの大粛清の時期に600万以上の餓死者を発生させたウクライナ大飢饉が、ソ連体制に反抗的なウクライナ人に対するスターリンの抑圧政策の一環であったとする『悲しみの収穫・ウクライナ大飢饉』を1985年に著し、大きな反響を呼んだ。ソ連解体後、同書のテーゼは「スターリンはウクライナ人のジェノサイドを行なおうとした」などより単純化された形でウクライナに浸透し、ロシア・ウクライナ間の歴史認識論争に影響を与えることとなった。
1981年からスタンフォード大学フーバー研究所上級研究員。
2005年、米国大統領ジョージ・W・ブッシュにより、米国における文民向けの最高の勲章である大統領自由勲章を授与された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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