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ロイヤルランブル : ミニ英和和英辞書
ロイヤルランブル[ぶる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull

ロイヤルランブル : ウィキペディア日本語版
ロイヤルランブル[ぶる]
ロイヤルランブル(''Royal Rumble'')は、アメリカのプロレス団体WWEが主宰するプロレス興行、および後述するそのメインイベントの「ロイヤルランブル戦」のことである。
PPV放送を伴うWWEの興行を「特番」と称するが、本興行はその中の4大特番の一つに数えられWWEの全ブランド(2006年まではRAWSmack Down!2007年からはECWが加わっていたが2010年に番組が終了したため、2011年からは再びRAWとSmack Down!)での共催。
興行の構成は、ロイヤルランブルまでのRAW、SmackDown!の番組(TVショー)で行われていたプロレスラー同士の抗争劇の決着(通常のPPVではこれがメインになる)が前半に行なわれ、後半はロイヤルランブル戦と呼ばれる、レスラー30人または40人が参加するバトルロイヤルである。このバトルロイヤルが、ロイヤルランブル興行の最大の特徴である。
出演するWWEのスーパースターの数は全特番の中でも最多である。(例外としてレッスルマニアではPPV本編に出ない選手全員が参加するバトルロイヤルを前座で行うことがある。)
== ロイヤルランブル戦 ==
RAW、Smack Down!から計30人のレスラーが参加して戦いを行なう。通常のバトルロイヤルと大きく異なり、30人が一斉に戦うわけではない。試合開始時には2名のレスラーのみがリング上に存在し、その後60秒または90秒おきに1人ずつ入場してバトルロイヤルを行なっていく。入場順は、PPV前半にバックステージで行われる出場者本人によるくじ引きで決定される。
ルールは、自分以外の他の全てのレスラーを、リングのトップロープから外に放り出し、両足をリング外の床に付ければ勝ちである(オーバー・ザ・トップロープ)。トップロープを越えなければリング外に出ても失格にならないため、体力温存のためにわざとリング外に逃げるレスラーも存在する。1999年大会にて優勝したビンス・マクマホンは、このルールを活用してずっとリング外に待機していた。また片足のみの着地では失格にならず、両足でなければならない。この両足着地は、俗に「ショーン・マイケルズルール」と呼ばれる。これは、ストーリー上ショーン・マイケルズが優勝することが決まっていた興行において、ショーン・マイケルズがリング外に片足をついてしまう事態が発生した際に、ストーリーを崩さないために急遽その場で考案されたルールである。このルールが制定された後は、ロイヤルランブル戦中のパフォーマンスとして片足着地を行なうレスラーも多い。両足を付くのが床でなければ敗退にならないので、軽量級の選手がエプロンからリングサイドのフェンスに着地し、鉄階段を渡って復帰したケースもある。
必然的に試合は長期戦になるため体力温存の観点から、入場順が遅ければ遅いほど有利であり、入場順を決めるくじ引きが重要となる。〔厳正なものではなくGMや上役の強権発動により対立しているスーパースターを1番か2番に、自分の味方を後半に置くなどのアングルも展開される。〕過去の優勝者には、ショーン・マイケルズクリス・ベノワなど最も不利とされる最初から試合をしておきながら優勝したものも存在する。意外なことに、最も有利とされる30番目の入場での優勝は、2007年ジ・アンダーテイカーによって達成されるまでなかった。
試合自体は1番手と2番手の2名が入場してはじめて開始となるので、1番手と2番手の間に試合上の有利不利の差はない(1番手はリング上で構えて待機できる。2番手は1番手の不意を突いてリングイン・奇襲ができる……といった差はある)。しかしなぜか、1番手と2番手の扱いには軽重がある。たとえば、「1番目の入場による優勝」と「2番目の入場による優勝」では、実況などで明らかに前者の方を圧倒的に重くみる向きがある。ちなみに今までで一番優勝している選手が多いのは「27番」である。
スティーブ・オースチンケインなど大物スーパースターが入場すると、若手やジョバークラスの選手を片っ端から退場に追い込む「掃除」と呼ばれる場面が度々見られる。
ロイヤルランブル戦の優勝者にはレッスルマニアのメインイベントにおいてヘビー級の王座に挑戦する特権が与えられる。これはWWEに存在するWWE王座、世界ヘビー級王座のいずれでも構わず、優勝者はランブル戦以降のTV放送においてどの王座に挑戦するかを選択したり、所属ブランド以外のブランドから「ぜひ我がブランドの王者に挑戦してほしい」と引き抜き工作がされる場合もある。また、それらの決定後の、優勝者と現王者とのレッスルマニアまでの抗争は、年間最大の舞台へ向けての重要なストーリーとなる。また、レッスルマニアではRaw対Smack Downのブランド対抗のカードが多々あるが、多くはランブル戦での出来事が発端になるアングルが多い。
基本的にヘビー級王座保有者は上記のような特権があることからロイヤルランブル戦に出ることはないが、1990年のハルク・ホーガンのように王者でありながら出場することもごく少数ながらある。2016年はヘビー級選手権試合としてランブル戦が行われ、当時の王者ロマン・レインズは1番手として出場した。(結果は終盤まで生き残るも29番目に失格し防衛失敗)
1990年代は、他団体との提携路線の一環として、カルロス・コロンWWC)、ジェリー・ローラー(当時USWA)、天龍源一郎(当時WAR)、ザ・グレート・カブキ(同)、大森隆男(当時全日本プロレス)、ミル・マスカラスなど団体所属外のレスラーがゲスト参戦した他、コメディアンのドリュー・キャリーのような非プロレスラーがサプライズ・ゲストとして出場することもある。ホンキー・トンク・マン(2001年)、ミスター・パーフェクト(2002年)、ロディ・パイパージミー・スヌーカ(2008年)、ディーゼル(ケビン・ナッシュ)(2011年)など往年のスーパースターが復帰参戦することも多く、ミスター・パーフェクトやナッシュのように以降団体に継続参戦することもある。また、レスラー1人あたりの運動量の調整が容易であることから、長期欠場していたスーパースターの復帰の舞台となる場合も多く、ジョン・シナエッジなど、そのまま優勝してしまうケースまで存在する。
DDTなど、WWE以外の一部の団体でもオーバー・ザ・トップロープ方式の時間差バトルロイヤルを「ロイヤルランブル(戦)」と呼称することがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロイヤルランブル」の詳細全文を読む




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