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レイランド・アトランティアン : ミニ英和和英辞書
レイランド・アトランティアン[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

レイランド・アトランティアン : ウィキペディア日本語版
レイランド・アトランティアン[らん]
レイランド・アトランティアンLeyland Atlantean)は、英国レイランド社で(ボディは様々な会社が架装)1958年から1986年まで製造された2階建バスである。
アトランティアンは、車掌の添乗が免除され「ワンマン運行」の導入が許可されたことにより可能となった前方乗車、リアエンジン型式バスの先駆者であった。
== 試作車 ==

英国における第二次世界大戦直後のバス運行は搬送可能な乗客数の飽和状態に直面し、バス製造業者は製造コストの低減を模索していた。戦前にリアエンジン型式バスの実験車両が製造されていたが成功作と言えるものは無く、試作の域を出なかった。幾つかの床下エンジン型式の通常型バスよりも、乗客収容空間をエンジンが侵食する部分を最小限に抑えることに重点が置かれた。しかしながら、このような設計は車両の床の高さを嵩上げすることになり、乗降口の段差を増やすことになった。2階建バスにおいてこれは車両の全高を増大させ、室内高の不足を招くことになり問題が増幅された。
1952年にレイランド社はリアエンジン型式の2階建バス構想の実験を始めた。最大許容幅が7 ft 6 inSARO社製ボディを架装した試作車が製造された。この車両は後部のサブフレーム上にレイランド・O.350エンジン横置きに搭載していた。シャーシは厚みのあるサイドメンバーが付いた鋼と軽合金を使用したプラットフォーム型式のフレーム構造であった。自動クラッチと自動変速ギアボックス(self change gearbox)も備えていた。製造番号530001のこの試作車にはSTF90の登録番号が付けられ、型式名はPDR1(Rはリアエンジンを示す)とされた。
1956年にメトロポリタン・キャメル・キャリッジ・アンド・ワゴン社(Metropolitan Cammell Carriage and Wagon:MCCW)製ボディを架装し、再びO.350エンジンをフレーム上に横置きした2番目の試作車XTC684 (No. 542209)が製造された。この車両は遠心クラッチ、ニューマチック・サイクリック変速機(pneumatic cyclic gearbox)とアングルドライブ〔直列に結んだエンジンと変速機を横置きに搭載し、変速機から反対側の後輪内側に位置するデファレンシャルギアへ斜めにプロペラシャフトを繋げていた〕を備えていた。全高は13 ft 2.75 in、ホイールベースは16 ft 2.875 in、全長は29 ft 10 inで乗客定員は78名であった。レイランドはこの試作車を「ローローダーLowloader)」と命名した。
2台の試作車は徹底的にテストされたが、これらの車両には車体後部の乗車口と運転手の横に無駄な空間がありフロントエンジン型式バスと同じ問題点が残されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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