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リテラシー : ミニ英和和英辞書
リテラシー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

テラ : [てら]
 【名詞】 1. tera- 2. 10^12, (n) tera-/10^12
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リテラシー : ウィキペディア日本語版
リテラシー[ちょうおん]

リテラシー()とは、特に和製英語(Japanese English)において、「何らかの表現されたものを適切に理解解釈・分析・記述し、改めて表現する」という意味に使われている言葉であり、現代的には、日本語の「識字率」と同じ意味で使われている。
ちなみに、古典的には「書き言葉を正しく読んだり書いたりできる能力」と言う意味で用いられた時代もあった。
== 概説 ==
元々は「書き言葉を、作法にかなったやりかたで、読んだり書いたりできる能力」を指していた用語。
文字を扱うことに関連する能力なので英語では 「letter 文字」という言葉から派生させる形でliteracyと言い、ドイツ語・フランス語等々では alphabetアルファベットから派生させる形で、Alphabetisierunging、Alphabétisationなどと表現している。
その後この用語は、様々に類推的・拡張的に用いられるようになり、一般的には「なんらかの分野で用いられている記述体系を理解し、整理し、活用する能力」を呼ぶようにもなっている(例:「会計リテラシー」など)。そしてまた、「書かれた(印刷された)言語に限らず、様々な言語、コミュニケーションの媒体(例えば、ボディランゲージ画像映像 等まで含む)を適切に読み取り、適切に分析し、適切にその媒体で記述・表現できること」などを指すようになってきている。また「情報がある形で提示されるに至った経緯や、発信者が隠そうとしている意図や目的まで批判的に見抜く能力」まで指すようになってきている。このように、現代には様々な新しいリテラシーがある、と考えられるようになっているのである。 →#新しいリテラシー
20世紀に放送メディアが発達し、人々はそれらの影響を大きく受けるようになったが、そうしたメディアで情報操作世論操作が行われ、様々な問題が生じることが増えるにつれメディア・リテラシーの重要性が説かれるようになった。一段高い視点から、「送り手の悪しき意図を見抜き、流されている情報をそのまま鵜呑みにせず、その悪影響を回避する能力」まで指すようになっている。近年では、社会の情報化が進み(情報化社会)、人々は多様で大量の情報が流れ、人々は良くも悪くもそれに影響を受けることが多いため、「情報リテラシー」の重要性は指摘されている。
各領域の人々は、それぞれの領域で特に必要とされる記述・表現体系を扱う能力を「リテラシー」と呼ぶようなことが行われている。放送メディアの解読・分析・発信が必要とされる人々の間では「リテラシー」と言えば、メディア・リテラシーを指し、コンピュータを扱う技術が必要な職場では、リテラシーと言えば「コンピューター・リテラシー」を指し、会計関係者の間では「リテラシー」と言えば、財務諸表等の会計情報を扱う能力を指す、といった調子である。
欧米では古典的な意味も新しい意味もどちらもliteracyやAlphabétisationなどと呼んでいるが、日本語では古典的意味はすでに「識字」という訳語で定着しているので、新しい意味のほうだけが「リテラシー」と呼ばれ、結果として二つが呼びわけられているような状態にもなっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リテラシー」の詳細全文を読む




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